クリスマスにはチキンを食べるのが定番になっていますが、なぜ食べるか理由を知っていますか?

日本には元々クリスマスが無かったのですが、どのように定着していったのでしょう?

 

日本のクリスマスの様子を聞くと、アメリカでは「嘘だろ?」と思うことがあるそうですが、どんなことなのでしょう?またアメリカのクリスマスと日本のクリスマスの違いは何でしょうか?

 

クリスマスにチキンを食べる理由やその由来、アメリカのクリスマスとの違いをお届します。

ポイント

日本がなぜクリスマスにチキンを食べるか?がわかります


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クリスマスにチキンを食べる理由は?

クリスマス チキン

クリスマスにチキンを食べる理由は2つあります。

  • 1つ目は七面鳥が手に入らず、チキンが身近で家庭でも扱いやすいから
  • 2つ目はケンタッキーが仕組んだから

この2つの理由で日本はクリスマスにチキンを食べるようになりました。

 

日本でクリスマスが近づくと、スーパーではチキンが並びコンビニでもチキンの売り出しや予約が始まりますね。

またケンタッキーのCMが流れるとクリスマス感が漂います。

 

しかし元々日本にはクリスマスがなく最初は「クリスマス?なんだそれ?」というところから今に至る間に、クリスマスにはケンタッキーがチキンを、ちなみに不二家がケーキを食べるという習慣を定番化させました。

 

今では当たり前になりましたが、ケンタッキーと不二家のクリスマス戦略で日本はチキンとケーキが定番になったのですね。

 

チキンが定着した理由はチキンが家庭でもからあげや照り焼きチキン、チキン南蛮など家族みんなが好きなメニューで、クリスマスの夜のごちそう料理にはもって来いだったことも大きな理由です。

 

では仏教だった日本にクリスマスはいつごろ伝わり、どのように広まっていったのでしょうか?

クリスマスの由来とチキンの広まり

クリスマス チキン 理由

クリスマスが日本に始めてやってきたのは1552年。サンフランシスコザビエルが山口県に黒船でやってきて12月24日にミサを開いたのがクリスマスの初めと言われています。

この頃はクリスマスのいわれがクリスト=キリスト・マス=礼拝やミサといういわれのとおり、礼拝でお話を聞くということが主流でした。チキンはまだでてきません。

 

そこからイエズス会などが発足し日本にもキリスト教がどんどん伝わっていきましたが、江戸幕府になった1612年に禁教令というキリスト教を禁止する命令が発令されクリスマスは一旦姿を消すのです。

ポイント

クリスマスの始まりは室町時代とかなり早いですね

そして1873年の明治6年に禁教令がなくなり、キリスト教は復活しましたが、クリスマスはまだ「なにそれ?」状態でした。

そこからキリスト教もまた広まっていき、一般の人にもクリスマスという言葉や習慣、歌などが少しずつ広まっていきました。

しかしチキンはまだでてきません。

 

クリスマスは雑貨などの輸出入を行っていた明治屋が皮切りとなりどんどん広まって、下記のようにクリスマスは徐々にいろいろなところで展開されていくのです。

  • 1904年に輸出などを行う銀座の明治屋がクリスマスツリーを飾り話題
  • 1910年不二家がデコレーションケーキを販売
  • 1919年頃からホテルなどでクリスマスパーティーを開催

でもチキンはまだでてきませんね。それより不二家のクリスマスケーキの方が先でしたね。

ポイント

1900年頃からクリスマスが日本でも話題に

そして1927年には12月25日が大正天皇祭で休日となり、1928年には「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と新聞に書かれるまでにクリスマスはどんどん普及していくのですが、ここで戦争が始まってしまい、1930年代から終戦の1945年までクリスマスはまた下火になってしまいます。

 

1948年(昭和23年)の「国民の祝日に関する法律」の中で12月25日の祝日はなくなってしまうのですが、終戦後もクリスマスはサンタクロースが子供にプレゼントを持ってくる。というイベントとしてどんどん定着していきました。

そんな中、日本も戦争後の落ち着きを取り戻したころ、1974年にケンタッキーが「クリスマスにはケンタッキー」とクリスマスキャンペーンを始めます。

やっとここでチキンがでてくるのですが、クリスマスにチキン!は40年ほど前から始まったので意外と浅い歴史だったのですね。

 

そして1985年にはおなじみチキンバーレルが発売され、ますますクリスマスにはチキン!が人気&定番になっていきました。

ポイント

お手軽・おいしいが定番を後押し

なぜここまでチキンが人気になったか?ですが、ケンタッキーのチキンが人気になるまでは、アメリカと同じようにクリスマスには七面鳥を食べるという風に言われていました。

 

しかし日本では七面鳥が手に入りにくく、調理もしにくいためなかなか受け入れられなかったのです。

そこにケンタッキーがクリスマスは七面鳥ではなくてチキン!と宣伝し、チキンならいろいろな料理のバリエーションもあるし、手軽に買えるしいいじゃない!となり日本ではクリスマスにはチキン!、クリスマスにはケンタッキー!となっていったのです。

 

では実際アメリカのクリスマスはどんな感じなのでしょうか?


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日本とアメリカのクリスマスの違い

クリスマスはキリスト教の誕生を祝うお祭りです。日本のクリスマスはキリスト教はあまり関係なくイベント行事のような感じですね。

そのためアメリカと日本のクリスマスには違いがあります。

アメリカのクリスマス

アメリカ クリスマス チキン

  • 1週間前から休みに
  • 恋人ではなく家族・親戚と過ごす
  • プレゼントはみんなから貰う
  • クリスマスカードを送る
  • 七面鳥(ターキー)やハム・ローストビーフを食べ結構手間をかけて作る
  • ケーキではなくパイやクッキーを食べる
  • クリスマスはお正月とセットのようなもの

アメリカのクリスマスは、休暇期間中だからかのんびりゆっくりした時間を楽しむ感じがしますね^^

日本のクリスマス

クリスマス チキン なぜ

  • 平日のイベント(休みだとうれしい)
  • 家族より恋人・友人と過ごす方が多い
  • プレゼントは親から子供、恋人どうしなど貰える対象が少ない
  • チキンやケンタッキーがメインになることが多い
  • クリスマスケーキを食べる
  • クリスマスとお正月は別イベント

こうして比較すると、アメリカのクリスマスは日本のお正月が一緒になった感じです。日本はクリスマスとお正月は別物ですもんね^^

 

 

そのため日本でクリスマスにはケンタッキーを食べると聞くと、「え?なんでクリスマスにケンタッキーなの?」とびっくりするそうです。

日本で例えると、お正月はおせち料理ではなくほとんどの家がケンタッキーを買って食べているのと同じだからです。

 

確かにお正月に日本人のほとんどがケンタッキーを買って食べているのをみると、何か変だな・・と思ってしまいますよね。

 

ちなみに日本のケンタッキーはクリスマスの3日間だけで年間売上の10%を占めるので、どれだけ日本でクリスマスにケンタッキーが売れているのかがわかります。

逆にアメリカではクリスマスが1年で1番売上が悪い日になるそうです。

まとめ

クリスマスにチキンを食べる理由や由来から、意外とチキンの歴史が浅かったことや、クリスマスにケンタッキーを食べる日本人に驚く理由などが解りましたがいかがでしたか?

 

また意外にクリスマスが日本に早く普及し定番となっていきましたが、ワクワクしたりロマンチックなもの、年齢に関係なく楽しめるものは、早くイベント化するのかも知れませんね。

 

チキンが定番になった理由も、家庭で作りやすい、みんなが喜ぶといった理由があったから、すんなり定番になったのだと思います。これがローストビーフだったら、そんなに定番になっていないような気がするので・・。(家で簡単に作れそうなイメージではないですしね)

 

今年のクリスマスも待ち遠しいですね^^


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