麻疹の大人の症状や男性がかかると不妊の原因に?予防接種の費用も





麻疹、春先になると流行りますよね。

麻疹は子供のときになる病気だと思っていましたが、最近では大人もかかってしまうことが多くなりました。

 

今回は大人がはしかになった時の症状や予防接種の費用、よくいわれている成人の男性がかかった場合は不妊の原因になるのかどうかもお届けします。

 

最近はしかが多いのは海外へ旅行にいく機会が増えたり、日本へ観光にくる外国人が増えたことが原因の1つにあります。

 

2020年の東京オリンピックの開催に伴い、海外からはしかのウイルスが侵入する可能性もあるため、はしかの抗体を持っているかどうか、この機会にチェックするものいいかと思いますよ。

 
麻疹の大人の症状や予防接種のことがわかります


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大人の麻疹の症状は?

麻疹 大人 症状 

子供の時に麻疹になると全身蕁麻疹のような発疹ができましたよね。

大人がはしかになった場合も同じ症状なのでしょうか。

大人の麻疹も子供と同じように下記のような進行をたどります。

 潜伏期⇒カタル期⇒発疹期⇒回復期

はしかはまず10日間~12日ほどの潜伏期間から始まり、この期間から人に感染する力を持っています。またこの期間に免疫のガンマグロブリンを接種すれば予防できる、軽く済むといわれています。

 

そしてカタル期と呼ばれる風邪に似た症状があらわれます。

この時期は麻疹であっても風邪と誤診も多い時期で、38~39度の熱や咳・鼻水といった症状があらわれ、結膜炎や口の中に白いぶつぶつ(コプリック斑)ができます。

そのため風邪かなと思っても、口の中にいつもはできない白いぶつぶつがあれば麻疹を疑ってください。

 

それから一度熱が下がり安心するやいなや、またすぐに熱が出て今度は身体全体に赤い蕁麻疹のようなブツブツができる発疹期が訪れます。

発疹がでて3~4日ほどで熱が下がり、発疹は約1週間から10日ほどで消えていきます。

しかしこの発疹期に重症化することもあり注意が必要です。

 

この症状は今まではしかにかかったことがなく、ワクチンを接種もしたことがない場合の大人の症状で、子供も同じ症状です。

しかし過去にワクチンを打ったことがある大人の症状は少し違います



過去にワクチンを接種したことがあり、はしかにかかったことがない大人の症状は、風邪の症状に似たカタル期がなく、いきなり発熱&発疹期に突入します。

そしてワクチン接種のおかげで発熱期間も短いか微熱で発疹も少ない場合があり、蕁麻疹などを勘違いして麻疹に感染していることがわからず、感染が拡大してしまうこともあるので注意が必要です。

 

なぜワクチンを接種したのに感染してしまうのかというと、ワクチンを打っているので麻疹に対する免疫は持っているのですが、不十分な場合があり、そういう時はワクチンを過去に打っていても感染してしまうのです。

 

昔は麻疹のワクチンは1度だけで良かったのですが、1度だけだと不十分であるため、最近では2回接種に変わっています

そのため過去に1度しかワクチンを打っていない場合で、麻疹にかかっていない人は大人でも感染する可能性が高くなっており、はしかは子供と予防接種を1回しかしていない大人に多い感染症に最近ではなってきているのです。


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はしかの予防接種年代別の状況

麻疹 大人 が かかる と 

ではこの麻疹の予防接種はいつ頃から2回接種に変わったのでしょうか。

下記の表をみてください。

年代 予防接種 免疫
1977年より前 なし・任意 1度感染し免疫がある人が多い
1987年~1990年4月1日 1回・していない可能性も 免疫あり・なし混在で危険ゾーン
1990年4月2日~2005年 2回・1回の人も 2回していればOK
2006年~ 2回接種が標準 2回していればOK

 

まずはしかの予防接種は1977年までは義務ではありませんでした。

そのため予防接種をしていない人が多いのですが、昔は誰かが感染すると必然的に感染したため、一度はしかになったことがある人がほとんどなので、すでに免疫を持っている人が多いのです。

 

そして予防接種が始まった1987年から1990年は1回の予防接種が義務化されていましたが、絶対ではなかったため接種をしていない人も中にはいます。

しかしこの1回の接種がクセモノで、一度ははしかにかかっていればいいのですが、予防接種のおかげで子供の頃にはしかにかからず大人になった人が多いのです。

 

が、最近でははしかは2度接種しないと免疫が不十分であること、子供の頃に接種していても年齢と共に効力が落ちていることもあり、この年代の大人が子供同様感染しやすい年代になっています。

 

1990年4月2日以降は、はしかが流行ったため予防接種が2回になりました。しかし必ずではなかったため1回しか接種していない人も多く、1回の接種の場合は感染する可能性があるので注意が必要です。

 

そのためもし1回の予防接種しかしておらず、今まではしかにかかったことがない場合は、感染する可能性が高いため2度めの予防接種を行うと安心です。

では大人の予防接種はどこで行っていて費用はどのくらいなのでしょうか。


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麻疹の予防接種の費用と抗体検査

麻疹 予防接種 費用

はしかの予防接種を行う場合は、まず過去にはしかにかかったことがないか、2度予防接種をしていないかを確認してくださいね。

結構な費用なので、もし免疫をもっているなら接種しても意味がないからです。

 

はしかの予防接種の金額は、約5,000円ほどです。この他に麻疹と風疹の混合の予防接種は約10,000円が多いですが、病院によってばらつきがあり、費用が高い病院もあるため、高いなと思う場合は他の病院で聞いてみるものいいですよ。

 

はしかの予防接種は内科で行っていますし、小児科でも接種はしてくれます

はしかの抗体検査ってどんなもの?

予防接種は病院ではしかの予防接種をお願いすればいいのですが、予防接種を受ける他にも麻疹に対しての抗体をもっているのかも調べることができます。

下記のように現在自分が抗体をもっているのかどうかを調べるもので、はしかの他にも風疹や水ぼうそうなどを調べることもOK。

麻疹の抗体検査 検査方法 免疫なし 免疫ボーダーライン 安心
EIA法-IgG 2.0未満 2.0~15.9 16.0以上
PA法 16倍未満 16倍・32倍・64倍・128倍 256倍以上
NT法 4倍未満 4倍 8倍以上

 

通常、はしかなどの感染症にかかると一生かかることがないといわれていましたが、高齢化や抗癌剤・免疫抑制剤・ステロイド等の治療をし免疫が低下した場合は感染する可能性があるため、このような抗体検査で調べることができるのです。

 

免疫の持続期間は自然感染で40~50年、ワクチン1回接種で約10年といわれています。

 

しかしこのような抗体検査の費用は約5,000円くらいが多いため、予防接種と変わらない金額です。

また抗体検査は採血により抗体を調べ、結果は約1週間ほどかかります

 

検査結果で抗体がなければ予防接種をしなければいけないため、余計な費用がかかる可能性もありますが、妊婦さんなど予防接種ができない方、予防接種の副作用が心配で不安な方は、採血だけで結果がわかるため便利な点もあります。


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麻疹の感染力の強さ

麻疹 大人 症状 

麻疹は感染している人と同じ空間に10分いるだけでもうつってしまうほど強い感染力があります。

感染した人のうち95%が発症し、治療薬がなく結構大変です。

麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がでると、12~14人の人が感染するとされています。また大人になって初めてかかると重症化しやすく死亡率が100人に1人と結構高めです。

 

大人は会社に勤めている人が多いため、誰かが感染すると今までかかったことがない人に伝染る可能性が高いので注意が必要です。

はしかは空気感染(飛沫核感染)が主な感染経路で、感染者がくしゃみなどをすると、このウイルスを含んだ空気を吸った人が感染する恐れがあるくらい強力です。

 

インフルエンザが1~2人に対し12人~14人に感染するため、インフルエンザの約12倍の感染力があるのです。

では最後に大人の男性がはしかに感染すると不妊になるといわれていますが、原因などを確認していきます。


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はしかに大人の男性がかかると不妊になる?

麻疹 大人 男性 

大人の男性がはしかなどの感染症にかかると不妊になるという話ですが、麻疹で高熱が出ても、生殖機能に異常はでないようです。

逆に女性が妊娠中に麻疹にかかると、流産や早産が起こりやすくなります。

 

逆に男性が不妊で気をつけなければいけない感染症はおたふく風邪で、おたふく風邪にかかると生殖機能に異常が起こり、思春期以降の男性で約20~30%に睾丸炎 、女性は約7%に卵巣炎を合併の報告があるため不妊の可能性があり注意が必要です。

 

はしかにかかると男性は不妊になるといわれているのは、成人男性が40度以上の高熱をだすと、精子が高熱に弱いため精巣の温度上昇が不妊の原因になったり、生殖機能に異常が起こるといわれているため、はしかも不妊になるのではと考えられているからです。

 

そのため男性が高熱をだして気をつけなければならない病気は、はしかではなくおたふく風邪です。

ただ高熱がでて睾丸炎になったなど生殖機能になにか異常があった場合は、どんな病気でも注意が必要です。

まとめ

かなりの感染力があるはしか。

今までは子供がなる病気と考えられていましたが、1回の予防接種しかしていない大人で今まではしかにかかっていない人は、症状が重症化することと、必ず伝染る危険性があるため、注意が必要です。

 

日本でははしかはあまり問題視されていませんでしたが、海外への旅行や、観光客が増えたこと、2020年に行われる東京オリンピックでも麻疹の危険性が懸念されているため、心配な人は検査をしたり予防接種を打っておいてもいいかなと思います。

費用はかかりますが、自分を守ることも大事ですよね^^

 

また男性がはしかにかかると不妊になるという話は、はしかにかかり生殖機能が腫れたなどがない限り、気にしなくても大丈夫です。ただおたふく風邪になった場合は気をつけましょう。


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