年賀状の宛名の書き方って、ふとこれであっているのかな?と不安になることがありますよね。
特に横書きの場合や、家族と子供の名前を連名で書く場合などは「本当にこれでよかったっけ?」と思うことも。
今回は年賀状の宛名の書き方とマナーについてお届けします。
知っていると役立ちますよ^^
もくじ: 好きな所から読めるよ
年賀状宛名の書き方とマナー
年賀状の宛名は何気なく書いている人も多いと思いますが、下記のような書き方のマナーがあります。
- 目上の人や会社の取引先などは、住所を都道府県から記載
- 住所は2行以内に収める
- 建物名は住所より少し下げて、若干小さめに書く
- 縦書きの場合、番地などの数字は漢数字を使う
- 名前は中央に住所より少し大きめで書く
- 株式会社、有限会社は略さない
- 殿は目下の方に使う敬称。基本は様を使う
- 会社宛は御中
- 御中と様は併用しない
- 会社に出す場合は連名はダメ
- 先生に出す場合は、敬称は先生でもOK
- 家族の人数が多い場合は◯◯家ご一同様とする
- 引っ越しで住所が変わった時は、その旨を記載しておく
- 筆記用具は事務用の油性ボールペンはやめておく
- 宛名は黒が基本
- 間違えたら書き直すこと。修正ペンや二重線で消さない
ずらずらと書きましたが、文章だとわかりにくいですね^^
下記に見本の画像と共に書き方のレイアウトなどを順番に記載していきますので、参考にしてみてください。
また間違えたハガキは郵便局に持っていくと、5円手数料を負担すれば新しいハガキと交換してもらえます。
ハガキでなくても切手などにも交換してくれますので、書き間違えたハガキは使わないようにしましょう。
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差出人の住所は表裏のどちら
差出人の住所を書く場合ですが、表でも裏でもどちらでも構いません。
表に書く場合は、相手の住所の文字の大きさより小さくなるように書きましょう。
宛名の書体に決まりはある?
宛名の書体には特に決まりはありませんが、日本は元々筆で文字を書いていた文化です。
そのため年賀状も毛筆体などの書体が好まれます。
目上の方には行書体や明朝体、楷書体などがおすすめですが、友達や目上などの地位を気を遣わない間柄なら、読みやすい文字ならOKです。
また手書きの場合は見やすい文字で書くこと、油性ボールペンは使わずに水性ボールペンなどの黒色がはっきりでるもので書きましょう。
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年賀状の宛名のレイアウト
年賀状を印刷する場合は、印刷ソフトがバランスを考えて印刷してくれますが、自分で書く場合にバランス良く書けるレイアウトや目安などがありますので参考にしてみてください。
縦書きは郵便番号の枠を使って中心のラインを決めて書くと、バランスが良くなりますよ^^
横書きの場合は、ハガキの中心に名前が来るようにして、住所がそれぞれ名前を中心にして同じ幅になるくらいのところに配置するとバランスのいいレイアウトになります。
年賀状の宛名が横書きの場合は
郵便局などで購入できる年賀ハガキは、縦書きに書くようになっています。
そのため基本は縦書きの方がいいのですが、横書きにしてはいけないという決まりはありません。
ただ目上の方に送る場合は、縦書きの方が無難です。
横書きの場合は数字が算用数字に変わり、レイアウトなども若干変わります。
また書体も毛筆体などではなく、明朝体や教科書体などの方がしっくりする場合もあるので、自分で印刷する場合はフォントを変えてみて雰囲気をみてみるのもおすすめです。
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年賀状の宛名を家族や子供も連名にする場合は
年賀状の宛名で困る時があるのが、家族みんな知っているとき。
奥さんと友達だけど、家族ぐるみで仲がいいから旦那さんもお子さんも知っている場合など、どうしようかなと思いますよね。
そんな場合、夫婦2人なら下記のように中心にご主人の名前を持ってきて、左側に奥さんの名前を記載します。
子供がいる場合は、更にその横に追加します、
またお子さんがいる場合で奥さんの横にまだ書けそうな場合は、そのまま左側へと書いていきますが、書けない場合は〇〇家御一同様と記載します。
横書きの場合も考え方は同じです。
会社の場合は連名にしてはいけません。1人1人出してくださいね。
まとめ
年賀状の宛名は印刷で済ますことが増えたため、自動でレイアウトしてくれますしあまり考えないことが多いですが、いざどうだったっけ?という場合に宛名の書き方やマナーを知っておくと便利です。
沢山は大変ですが、少しだけなら手書きで宛名を書くのも心がこもっていて、相手にも喜ばれるのではないでしょうか。
特におじいちゃん、おばあちゃんに書く場合などは手書きの方が喜ばれそうですよね^^
年賀状を書くことはラインやスマホの普及で減りましたが、貰うとやっぱり嬉しいなと思うので、是非書いてみてくださいね!