妊娠中の便秘って辛いですよね。
薬も飲めないし、お腹は張ってくるし・・。
そんな時、乳酸菌やオリゴ糖の他にもお茶で便秘対策をすることができます。
今回は妊婦さんに安心なおすすめのお茶の種類と、妊娠中にカフェインがよくない理由も一緒にお届けします。
妊娠中の便秘におすすめのお茶の種類は
妊娠中の便秘におすすめのお茶は、ノンカフェインでタンニンが少ないか含まれていないお茶で便秘効果のあるものです。
妊娠中にカフェインを摂るのはよくないのですが、お茶に含まれるタンニンも、便秘の原因になるためあまりよくありません。
有名な所でいくと、下記の2つのお茶が妊娠中の便秘対策にはおすすめです。
- ルイボスティー
- ごぼう茶
- 杜仲茶もいいがダイエット効果があるため保留
杜仲茶も便秘にはいいのですが、ダイエット効果があるためちょっと妊娠中にはどうかなぁと思っています。
では1つ1つ特徴をみていきますね^^
ルイボスティーの効果効能
ルイボスティーは妊娠中の便秘対策にも、出産後の母乳時期にも安心して飲めるお茶です。
味はちょっとクセがありますが、飲みやすいですよ。
では効能効果はどんなものがあるのでしょうか。
- 活性酸素を除去する
- ホルモンバランスを整える
- ストレスによる抜け毛やシミやシワの予防
- 血管やリンパ管を正常化
- ダイエット効果
- 便秘の解消
- 胃腸の不調を改善
ルイボスティーの凄いところは、活性酸素を除去できるところ。
活性酸素を除去できるということは、紫外線から肌を守り、肌や内蔵の老化防止、白髪、シミやシワの改善など身体の老化を防いでくれます。
また血管やリンパなどの老化を防ぎ元気にするということは、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、コレステロール低下、血圧の上昇を抑えるなどの効果があるのです^^
他にも妊娠中のホルモンバランスを正常化したり、飲むことで妊活にも効果がありますので、妊娠中には便秘対策以外にもかなりおすすめのお茶なのです。
また茶殻は植木の肥料にしたり、ガーゼなど目の細かい袋に入れてお風呂に入れると肌がすべすべになりますよ^^
ごぼう茶の効果効能
ごぼう茶はここ数年、かなり人気になってきたお茶ですが、妊娠中、出産後もおすすめです。
味はごぼうの香ばしい香りがするお茶ですが、商品によってはごぼうのえぐみが凄くて飲みにくいものも。
まずは効果効能をみてみますね。
- 母乳の出をよくする
- 含まれる食物繊維が便秘やダイエットに◎
- むくみや肌荒れの改善
- 冷え性の改善
- 高血圧や動脈硬化の改善
ごぼう茶は、母乳の出や質をよくしたり乳腺炎を防ぐ効果をもっていますので、出産後のママにもおすすめのお茶です。
またごぼう茶にふくまれる食物繊維には、腸内をきれいにして便秘の改善、ダイエット効果、肌荒れなどの効果を持っています。
杜仲茶の効果効能
杜仲茶にも便秘の効果がありますが、苦くて後味がちょっと甘めの好みが分かれるお茶ですよね^^
苦手な人も多いですが、杜仲茶にも便秘解消の効果があります。
まずは効果効能から。
- 内蔵脂肪を落とす
- 便秘解消
- 血流をよくする
杜仲茶はどちらかといえばダイエット効果の高いお茶のイメージですが、自立神経に作用して便意や腸の運動を促す効果もあるのため、便秘に効果があるのです。
しかし独特な味のため、好みが分かれるので好きな人にはいいのですが、妊娠中にダイエット効果は必要ないためちょっとどうかなぁと思います。
そしてこの3つに含まれるタンニンの量ですが、100ml飲んだとしてその中に含まれるタンニンの量ですが、下記のようになっています。
タンニンは便秘になったり、鉄の吸収を妨げるといわれていますので、少ないほうがいいのです^^
コーヒー | 紅茶 | 緑茶 | ルイボスティー | ごぼう茶 | 杜仲茶 |
110mg | 100mg | 18mg | 3.3mg | 入っていない説アリ | 微量 |
ルイボスティーとごぼう茶、杜仲茶はほとんど入っていないため、タンニンに関してはそこまで神経質になる必要はありませんが、飲み過ぎには気をつけが方がいいですよ。
上記3つのお茶の中では、杜仲茶は好みがわかれる、ルイボスティーも味の好みはあるが身体にはいい、ごぼう茶も味の好みはあるが、タンニンもほぼなく安心ということで、ルイボスティーかごぼう茶がおすすめです。
他にも便秘にいいお茶はありますがお腹が痛くなったり、タンニンが多かったり、カフェインが入っているため、安心な3つを選んでいます^^
でも3つとも味が好みでない場合は、こちらのお茶もおすすめです。
妊婦さんに必要な栄養素がしっかり入った抹茶風味の「するっと抹茶」
抹茶はタンニンが多いのですが、これは桑の葉から作られたお茶なので、タンニンは入っていません。しかも抹茶味なので、ラテにしたりヨーグルトに入れたりしてもOK。飲みやすいのでおすすめです。
♥気になる方はのぞいてみてくださいね^^ ⇒ するっと抹茶
では次になぜ妊娠中や出産後にカフェインがダメなのかをみていきます。
妊娠中のカフェインがダメな理由は?
カフェインは食品成分の1つで、コーヒーや紅茶、お茶、カカオ(チョコレート)、コーラなどに含まれています。
もともとカフェインには、中枢神経を刺激し血流や筋肉を収縮する働きをもっているため基礎代謝を上げたり、アドレナリンを出すことでリラックス効果や興奮作用などがあります。
しかし妊娠中のママがカフェインを摂取すると、妊娠初期には血流や筋肉が収縮する作用で流産しやすくなり、低酸素状態、発育障害、低体重児、流産・早産・死産など胎児の発育に影響を与えます。
さらにママには貧血や高血圧などの影響もでてくるため、摂取したい場合は1日コーヒー1杯程度か摂取しない、ノンカフェインのコーヒーなどがおすすめです。
カフェインを含まなデカフェなら、コーヒーやカフェオレ、紅茶、生茶、ジャスミン茶など市販のペットボトルもコンビニなどでも売っていますよ^^
また出産後も母乳で育てる場合は、カフェインを摂っていると赤ちゃんが眠らない、興奮しやすい、落ち着きがないどの影響がでてしまいます。
そのためカフェインは妊娠がわかった初期から、母乳で育てる場合は授乳が終わるまで控えてくださいね。
まとめるとカフェインは赤ちゃんの発育が悪くなる、発達障害が起こる、流産なや早産などのリスクが増える、ママの体調も貧血や高血圧、むくみ、吐き気などが起こりやすくなるためとらない方がいいのですね^^
つわりが酷くてどうしてもノンカフェインのものが飲めないけれど、カフェインの入っているものは飲めるなら、薄める、デカフェが飲めないか試してみる、炭酸水なども試してみるなどしてみてくださいね。
また便秘に関係なくお茶でノンカフェイン、低タンニンなのは、ルイボスティー、むぎ茶、柿の葉茶、杜仲茶、黒豆茶、ごぼう茶などがおすすめです。
まとめ
妊娠中の便秘は辛いものです。
薬も飲めないし、食べ物や飲み物も制限される、飲み物もつわりがあるときは気持ち悪く感じるものもあるし・・。
またカフェインが含まれるものも控えた方が良いため、どうしようかなと困ることも多いと思いますが、デカフェなどカフェインが入っていないものもありますし、ノンカフェインのお茶で便秘にも効果があるものの幾つかあります。
それらを上手く使いながら、生まれてくる赤ちゃんもママも元気なように焦らず、うまくリラックスして過ごせるようにしてほしいなと思います。