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シングルマザーの毎月の平均貯金額はいくら?ゼロから貯金するには?

シングルマザー貯金額毎月

シングルマザーの平均貯金額ってどのくらいなんでしょう?また毎月の貯金はどうやってしているのでしょうか?シングルマザーでも0から貯金できるものでしょうか?

 

貧困と言われているシングルマザーですが、もしできている人がいればどうやって貯金しているのか、貯金するために気を付けているアイデアってあるのか?コツなどを知ることで、あなたも0から貯金できるようになれますよ。

人って誰かができることはやれば意外とできるものなんです。要はやり方や情報を知らない、続かないだけの違いなんですよほんとに。

シングルマザーの毎月の平均貯金額はいくら?

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20代、30代のシングルマザーの平均の貯金額は100万以下。ファミリーでは約400万と言われているので1/4の金額なんです。

また貯金がない人の割合は35%。意外に多いのかな?と思いきや、これはファミリーで貯金がない家庭とほぼ同じ割合なんですよ。

 

しかしこの貯金額の差は、やはり収入の低さや2人で働ける環境があるという違いが大きいですね。お金が足りなくなれば、2人で働けるのは羨ましい限りです。

また男性は給与が上がって行く人が多いですが、女性は何年経ってもそのまま変わらない人がほとんど。こんなことも貯金額が増えない原因の1つなんです。

 

でもシングルマザーだって貯金しなければなりませんよね。貯金が出来ている人は一体どうやって貯めているのでしょうか?

ゼロから始める貯金術

シングルマザー貯金 平均額

まず貯金をするためには出ていくものを減らし、入って来るものを増やす。という考えで利用できるものやアイデアをだし、その差額を貯めるという単純なことなのですが、無理やりだったり苦痛になるやり方では続きません

 

光熱費を減らそうとして、電気をつけっぱなしにしているの見つけて「またついてる!」と子供にいった所で疲れるだけですし、年間数百円から数千円の節約にしかなりません。子供との時間を大切にしたいシングル世帯だけに、楽しくみんなでできる節約がいいですよね。

まずあなたの今の生活で減らせるかな?と思えるものは何かありますか?
多くの人が減らすために考えるのが下記ですね。

  • 食費
  • 光熱費
  • 日用品費
  • 保険料
  • 家賃
  • 通信費
  • 雑費(洋服代、タバコ代、美容院代など)

 

まずこの中の固定費で金額の大きいものが減らせないか、考えてみてください。なぜなら固定費で金額の大きいものを減らせることが出来れば、その分の差額が大きいからです。
例えば上記の中からだと固定費で金額の大きいものは下記グループになります。

  • 家賃
  • 保険料
  • 通信費

このグループはほぼ毎月固定金額ですよね。ここからまず変えられないか?を考えていくといいですよ。みんな食費や光熱費を先に考えますが、かなりの金額を出費しているならともかく、シングル世帯では食費や光熱費などは抑えている人が多いのでそんなに節約は期待できません

 

そのためこの固定費の見直しをしてみてください。ここって意外と減らせることができるけれど面倒だし、手続きや説明が難しかったりと余り触りたくないのですが、減らせると大きいのでかなりの節約になるんですよ。


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家賃の節約で考えられる事

シングルマザー 貯金するには 

家賃は家計のウエイトを占める大きな支出です。これを減らそうと思うと下記のようなことが思い浮かびます。

  • 公営の住宅に入れないか?
  • 安い場所へ引っ越しできないか?
  • 実家には住めないのか?

など考えられます。意外と実家には住めないと思っていても、思い切って両親に話してみると

    • 「1部屋だけしか使えないけどいい?」
    • 「ちょっとだけなら」
    • 「収入から少し実家の方にいれてね」

 

という条件つきで住むことができるときがあります。その間に公営住宅の抽選に何度も挑戦したり、貯金をして安い家賃の家を探したりすることができますね。

 

両親にちょっとの間一緒に住みたいという相談って、なかなかできない人も多いですが、意外と一緒に住んでいるシングルマザーって多いんですよ。

  • 実家暮らし・・・約40%
  • 賃貸・・・・・・約45%
  • 持ち家・・・・・約15%

ね?いつかは出て行っても、意外と一緒に住むことも可能かも知れませんよ。理由は少子化の影響や核家族が増え、老後の不安などもあり、一緒に助け合って暮らすという実家暮らしのシングルマザーが意外に増えているんですよね。

意外とOKが出る?実家暮らし

私が離婚した時はもう子供が小学生だったので、実家に住むと転校になるため、実家に住むという考えはありませんでしたが、高校生になり、大学生になると校区はあまり関係なくなることと、お金が掛かってくること、親も高齢になって来ているということから、逆に一緒に済んでもいいよと言われる可能性も高くなります。

 

今大学生になった子供を連れて「帰ってもいい?」と冗談で聞いてみたら、「いいけど部屋狭いよ。年金暮らしだしお金は負担してね。それから面倒は見てよね。」でした、笑。子供に聞くと「自分の部屋がないから嫌だ。」という答えが返って来ましたが・・。

こんな風にお互いに思っていても言えないけれど、言ったら住んでもいいという返事が貰える場合も多いんです。


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知らない人も多い公営住宅の家賃減免申請

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実家がダメな場合で、公営住宅をおすすめするワケは、収入が少ない場合は家賃減免制度があり申請すると家賃が3万円から1万円くらいになったりするんです。もちろん審査や収入によっての基準はありますが、審査OKになるとかなりの家賃削減になりますし、敷金礼金も免除などの申請もあります。(地域によって違う場合もありますが)

 

この減免制度は知らない人も多いので、単に公営住宅は家賃が安いから。ではなくその先の減免制度を活用して、貯金をし引っ越しをしたり子供の学費にあてたりして欲しいなと思います。当選したら直ぐに免除申請は頭にいれておくといいですよ。

 

普通の賃貸はこの様な減免はありませんが、その分気楽な部分もあります。公営住宅は月の定例掃除などをしなければならない場合もあるので嫌だなって思っている人も多いのも確かです。また近くに公営住宅がない場合もありますよね。

私の場合も公営住宅は校区が違う所にしか無かったので、中学までは普通の賃貸で家賃はほんとにキツかったです。家賃をいかに減らすか?これは貯金をするためには、かなり重要なポイントですよ。

 

なぜ家賃を減らす事がポイントになるのか?これは大きい固定費を減らす事が出来れば、支出負担が大幅に減るからです。食費費や光熱費を減らしても、年間に微々たる金額にしかなりませんよね?

もちろんそれも大事なんですが、シングルマザーが大きく貯金をしようと思ったとき、収入が増えそうにないなら、節約も出来るだけのことはやっていると思うんです。じゃあどこを減らせばいいの?となったとき、この固定費をいかに上手く減らせるか?が大事になるんです。

 

例えば同じ地域でも、公営住宅は人数で部屋の大きさが決まるため、5万の家賃で普通の賃貸ではワンルームしかなくても、公営住宅は2LDKに更に減免OKだと2万位で住むことも可能です。この広さの違いと3万の差は大きいですよね。年間にすれば36万の差です。

 

ですのでこれから離婚する人、子どもの校区をまだ考えなくてもいい人は、公営住宅を狙ってみてください。公営住宅は嫌だなぁと思ってもしっかり貯めて引越すればいいだけの話です。

 

要はいかに上手く安く使える要素を使いこなすか?です。公営住宅で貯めたお金を頭金にして安い中古マンションを購入した人もいます。家賃5万円の公営住宅で減免してもらい3万に。その差額2万を5年貯めて120万の貯金をした人もいます。

 

家賃って大きいので、ここを減らせると意外と貯金ができるんですよ。


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その他に考えられる家賃削除

でも実家は頼れない人も半数はいますし、どうしても公営住宅はイヤなどあると思います。そんなときはやはり家賃の安い所へ移れないか?を考えると以下のような事がありますね。

  • 地域はそこでないとダメなのか?
  • シェアハウスがある地域なら子どもが小さい時は使ってみれないか
  • 母子生活支援施設を利用できないか?

 

など、家賃は地域差があるため家賃の低めの所を探してみたり、シェアハウスは光熱費込なので少し割高ですが母子家庭が入居しやすくシングル同士で情報交換もできます。

 

また母子生活支援施設ではDVで逃げて来た人が住むことができるように、家具などは貸してくれるところもありますし、相談員さんもいますので、不安があれば相談もでき安心です。保育所が併用されているところなどもあるためこういう施設を役所で聞いて利用するなどの手もありますよ。

 

シングルマザーはどうしても一人になりがちですが、色んな人の話を聞いたりそこから情報を得ることで、出来ないと思っていた事が意外と簡単に出来たりするものです。

まとめ

シングルマザーでも一般ファミリーでも節約や貯金は、どんなものが利用できるのか?最善の方法は?使えるアイデアなどを知っていると思ったより可能です。コツコツ貯金も大事ですが、大きく貯金するには?も考えるとなお貯めやすくなりますよ。

 

また減免制度や優遇制度、給付、手当などを知っているだけでも違って来ます。貯金はどれだけ情報を知っているかでもやり方も変わって来ますので、アンテナを貼る、シングルマザー向けの施設などで相談して情報をゲットするなどもしてみてくださいね。

母子家庭に優遇されていることも上手く使うと0からの貯金は必ず出来ますよ。

 

苦しい続かない節約ではなく、その情報を知っているから無理なく出来るという節約をシングルマザーは考えてみてください。

そんなことがあったの?という様なことは意外と沢山あります。貯金が出来ない!という前にそういうものを全て活用してみて欲しいなと思います。

同じ固定費の保険と通信費は次回にお届しますね。