七五三の初穂料ってどんなのし袋にいれて渡すの?何か書くものなの?など初めての七五三では解らないことが多いですよね。
また七五三の初穂料はのし袋にいれてくださいという神社やお寺とそのまま現金払いでもいいですよという所と色々ですので、書く必要がない神社やお寺なら初穂料ののし袋はなくてもOKなので事前に行こうと思っている神社などに聞いておくといいですよ。
でも初穂料はのし袋に入れなければならない神社にいく場合や現金払いだと義母に何かいわれそう・・またはせっかくだから書いてみたい!と思う人は
- 七五三の初穂料ののし袋はどんな種類を使うのか?
- どんな風に書けばいいのか?
- 金額の相場ってあるの?
- のし袋の注意点
ということが解るので初穂料は先に用意しておき、朝から着付けなどで何かと忙しく、思ったより疲れる七五三に向けてササッと用意して余裕を持ってでかけるようにしてください。
もくじ: 好きな所から読めるよ
七五三の初穂料のし袋の種類はどれ?
七五三の初穂料はどののし袋にいれるのでしょうか?
のし袋の種類は水引の色と形によって違っており、それぞれ用途に合わせて使い分けます。七五三に使う初穂料を入れるのし袋はこのちょう結びタイプを遣います。ちょう結びは花むすびともいいますよ。
このちょう結びののし袋は、子供のお祝いことなど何度繰り返しても嬉しい喜びことに使うのし袋で、逆に入院や結婚など繰り返していけないことには使ってはいけません。
のし袋はほかに2種類あるので一緒に載せておきますね。何かのときの参考にしてください。
結び切りは2度と起こってはいけないお祝いことやお悔やみことに使います。ちょう結びで使えないお祝いの場合に使います。
あわじ結びは結びきりとほぼ同じですが、両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれるので本当に1回だけのこと、末永くという意味が込められ、結びきりより強い意味合いがあります。
結び切りよりゴージャス感もありますので、結婚式はこちらを使う方が多いですよ。
では次にのし袋の書き方に続きます。
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七五三の初穂料:のし袋の表書きと裏書きの書き方
のし袋に何を書くのか?ですが決まりがあります。基本は水引で上と下に別けて考え下記のような決まりで書いていきます。まずは表書きです。
- 上側にはお祝いことの名前
- 下側には名前
また七五三の場合、お祝い事の名称の欄は下記のどれでもいいですが、一番多く書かれているのは御初穂料です。
- 初穂料
- 御初穂料
- 玉串料
のし袋に書くときは、筆ペンなどの方が良いとされていますが、油性のネームペンでもOKです。ただネームペンはのし袋の紙質によってはにじんだり、下に写るかも知れないので気をつけてくださいね。
ボールペンで書いてもいいの?書きやすいし。と思うかも知れませんが、中袋はボールペンでもいいのですが、のし袋にボールペンで書くことは避けたほうがいいかなと思います。では次に裏書きです。
のし袋の中に中袋がない場合の裏書きは、左の下側に住所、名前、金額を入れ、中袋がある場合には、中袋の表には金額、裏には住所と名前を書きます。
またこの時書く金額ですが、旧字体の大字(だいじ)という書式で書きます。理由は一や二は書き足して二や三にできるため、それを防止するためです。金額で書くことが多い大字は下記になります。
- 壱
- 弐
- 参
- 四
- 伍(五でもOK)
- 阡(せん)
- 萬(まん)
- 円・圓(えん)どちらでもOK
七五三の初穂料で多いのが3,000円、5,000円、1万円になりますので、下記のように書いてくださいね
- 3,000円・・・ 金参阡円・金参阡圓
- 5,000円 ・・・ 金伍阡円・金伍阡圓
- 10,000円・・・ 金壱萬円・金壱萬圓
よく金額に「也」と書かれているものがありますが、あれは中身の金額が10万を超える場合につけるものです。
では次は連名の場合はどう書けばいいのか?です。袋を1人ずつ用意しなくても連名の書き方がありますので参考にして下さいね。
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七五三の初穂料のし袋が連名の場合は?
七五三で一緒にお参りする場合、1人ずつ袋を用意するのも大変ですよね。そんなときは連名で1つにしてしまいましょう。書き方は一番右に上の子供を書き、左にいくほど下の子になります。
また金額は子供分の合計を入れ、その金額を記載します。では七五三の初穂料の金額の相場はいくらくらいなのでしょうか?
七五三の初穂料の金額の相場は?
七五三の初穂料の金額はの相場は1人5,000円が多いようです。
しかし神社やお寺によって違うため、先にサイトで調べるか電話などで聞いておきましょう。
2人目から割引があったりするので、兄弟一緒にする場合はそんな割引があるのかどうかなども調べたり聞いておくと安心ですよね。
また現金で払う場合は気にしなくてもいいのですが、のし袋に入れる場合のお金は新札をいれてくださいね。(逆にお悔やみのときは新札はダメですよ。)
のし袋の注意点
のし袋で意外な落とし穴があり、中に中袋やお金を入れたあと閉じる時の注意点があります。これを逆にしてしまうとお悔やみことになってしまいますので、気をつけてくださいね。
のし袋の裏側の折り方
この折り方の意味ですが祝儀の場合は幸せな気持ちがこぼれないように、下を上にして受け口をつくります。逆に不祝儀のときは悲しみの涙をため込まないように上を下に折るといわれています。
のし袋へのお金の入れ方
そしてお金の入れ方も実は決まっています。ご祝儀と不祝儀は逆なのですが下記のようにいれてください。
ご祝儀の場合は嬉しいことなのでお札の顔を前向きにいれ、不祝儀(お悔やみこと)の場合は顔を伏せるという意味から顔が見えないようにうらがわにしていれます。
まとめ
七五三の初穂料を入れるのし袋ですが、お金をいれるだけ!と思っていても表書きや裏書き、のし袋の種類などあれこれ決まりがあるものですね。七五三に限らずのし袋の考え方は同じですので、参考にしてください。
七五三当日は子供の着付けやママも着付けをする場合は、朝からバタバタですので、七五三までに初穂料は用意しておいた方が◎!そのためには下記をしておくといいですよ。
- お参りに行く神社やお寺の初穂料を調べておく
- 新札に変えてくる
- 初穂料のし袋を七五三の当日までに用意しておく
子供の成長をお祝いする日でもありますので、バタバタしてイライラせず、穏やかな気持ちで今まで無事に育ってくれたことを喜びたいですね。せっかくの晴れの日です。いい七五三にしましょう!