子供を着付けるときも、自分が着る時もふと浴衣を着る時に、女性と男性はどっちが前だったかなとわからなくなることがありますよね。

今回は浴衣の着方は、女性と男性ではどっちが前だったのか?と、着付けに必要なものをお届けします。

 

また着付けのときにあれば役に立つ、タオルの使い方も覚えておいてくださいね^^

ポイント

浴衣の着付けの向きや必要なものがわかります




浴衣の着方|女性と男性どっちが前?

浴衣の着方で悩むのが襟の合わせ方。年に数回しか着ないため忘れてしまいますよね^^

洋服はボタンの位置が男女逆ですが、浴衣などの和服は男女どちらとも右前になるように合わせます

 

右前の前とは手前の意味で、右が身体の手前側、左が外側という意味。

写真でみるとこんな風に右手側の襟が下側に来るようして、左側をその上に重ねます。

浴衣 着 方 女 どっち が 前

逆に左前はというと、現在では亡くなった人の着物の合わせ方の意味合いが強いので、間違わないように気をつけてくださいね。(本来は違う意味合いです。下記の詳細を記載します)

 

ちなみに幽霊のコスプレを参考にしていただくと、襟の位置が逆になっていますよね^^

浴衣 着 方 女 どっち が 前

洋服は男女ボタンの付き方が逆なので、浴衣も女性が右前だから男性は左前?と思ってしまいますが、和服は、男女ども右前で同じになりますので、覚えておいてくださいね。

 

ちなみに洋服の襟合わせが逆なのは、昔女性の服はドレスなど複雑なものが多く、自分で着るのではなく人に服を着せて貰っていたため、着せる人がボタンが止めやすいように女性は逆になったそうですよ^^

 

ではこの和服の襟合わせを右前に着る習慣は、いつ頃から始まったのでしょうか。

浴衣の着方|右前や左前の歴史

浴衣 着 方 女 どっち が 前

和服や浴衣の襟の合わせ方で右前で着るようになった歴史をちょっとのぞいてみますね。

和服の襟合わせが右前になったのは、奈良時代の養老三年(719年)に「衣服令(えぶくりょう)」という法令が出され、その中の「初令天下百姓右襟」という文が起源になっています。

これは一般庶民は着物の襟を右前に着なさいという法令で、それまでは右前でも左前でもどちらでも良かったのです。

 

ではなぜこのような法令が出されたのかというと、中国の思想の中に左の方が右より優位という教えがあり、それを聖徳太子が取り入れてたといわれています。

 

また着てみればわかりますが、左前に着物を切るとかなり動きにくです。

 

そのため着物の着方を位の高いものは左前にし、庶民は動きやすいという意味も兼ねて右前に着物を着ることで身分を区別したのです。

 

そして、現在では左前は亡くなった人の襟合わせだといわれている理由ですが、本来の襟合わせを逆にする意味はもともと死者を生者と区別するための風習ではありました。

 

しかし亡くなったから襟合わせを逆にしたのではなく、人は亡くなるとと皆平等と思想から、亡くなると位が上がり神や仏に近づくのだという考えで、最後に位の高い人と同じ左前に着せたという習慣から来ています。

 

こんな理由のため、左前は縁起が悪い、死人の合わせ方などともいわれていますが、本当の意味は違うのです。

 

では、浴衣の着付けに必要なものをチェックしておきましょう。


浴衣の着付けに必要なもの

浴衣 着付け 必要 な もの

浴衣の着付けに必要なものは下記の8点です。

  • 浴衣
  • 下駄
  • 巾着などのバッグ
  • 和服用の肌着かインナー
  • 腰紐最低1本~2本

あれば便利なもの

  • コーリンベルト・着物用ベルト
  • 前板
  • 伊達締め

1 .浴衣

まず浴衣は用意すると思いますが、色や柄によってかなり雰囲気がかわります。

人気の色は白、紺、ピンクなど。最近はレトロ柄も人気ですよね。

 

どれにするか迷う場合は、浴衣と帯と下駄が好きに組み合わせできる3点セットがおすすめです。気に入った柄があれば3,380円なのでかなり安くてお得。

2.帯

帯は自分で結ぶタイプの半幅帯、最初から形ができている作り帯の2タイプがあります。

自分で結ぶタイプは好きにアレンジができるのがメリットです。

 

また最近人気の兵児帯というフワフワの帯もかわいくていいですよ。元々は子供の浴衣ように簡単に結べる柔らかい帯なのですが、大人でも充分かわいい上に簡単に結べます。

自分で結ぶのには自信がないなという場合は、簡単な大人用の兵児帯もかわいいですし、簡単にリボンなどが作れます。

そして一番簡単なのが作り帯。最初からリボンなどになっているので簡単な上、崩れません。

3.下駄

浴衣にはやはり下駄が人気ですが、靴ずれなどを起こしやすいため、和風のサンダルなども人気ですよね。

浴衣を着て下駄を履く時は、靴ずれ対策にバンソコを持っていきましょう^^


4.巾着などのバッグ

せっかく浴衣を着ているので、持っていくバッグも巾着か和風のバッグなどがいいですよね。

下記のサイトは浴衣の柄などに合わせて、巾着やバッグが選べるのと便利ですよ。

5.和服用の肌着かインナー

浴衣の下に何も着ない人もいますが、汗を吸い取ってくれるのと、意外と浴衣地は薄いので透けて見える可能性があるため、汗を吸い取る生地のインナーを着ると、汗も吸い取ってくれますし、透けずにキレイに着こなせます。

 

屋台の電気の光や帰りの電車内などで、浴衣の下に何も付けていないと足が透けてみえる事が多く、それをみて残念だなと感じる男性も。

 

また持っているキャミソールやペチコートなどでも代用はできますが、生地が綿100%でないと汗を吸わないので熱く感じることもあります。

和装用でも洋装でもいいのですが、何か汗を吸い取る木綿などの生地の下着をつけておくことをおすすめします。

そしてブラジャーは、スポーツ用などのパットのないブラだと、シルエットをキレイにしてくれるのでいいですよ。

 

浴衣用の肌着はワンピースタイプも人気です。

6.腰紐

腰紐は襟を合わせたあと、ズレないように巻き付けて止めるの時に1本使います。

この腰紐で縛っておかないと、浴衣がはだけてしまい着崩れしてしまいます。

 

値段はそんなに高くないのですが、送料が入ると高くなってしまうので、イオンなど夏にゆかたがあるスーパーの売り場に行けば手に入ると思います。

どこにもないようならネットでも300円ほどで購入できますよ。

7.コーリンベルト・着物用ベルト

コーリンベルトはなくても着れます。

コーリンベルトとは着物用のベルトのことで、コーリンとは製造会社の名前です。着物が着崩れしないように止めるだけのものなので、

腰ひも1本と伊達じめ1本や腰ひも2本で代用もできます。

 

簡単なので使う人も多いですが、金具があたると痛いことも。でもかなり便利でしっかり着物が固定できますし、腰紐と値段もあまり変わらないため1つあるといいかも。

8.前板

前板とは帯の胴の部分をキレイにみせる板のことで、帯を巻く前に巻きつけるタイプと、帯を締め終わった後、帯の中に差し込んで入れるタイプの2種類があります。

なくてもいいのですが、胴に巻きつけた帯にシワが入らないよう補正してくれるので、前から見た時きれいに仕上がります。

 

また浴衣は暑いのでメッシュタイプの前板が人気です。大体は1,000円以下でありますよ。

9.伊達締め

伊達締めとは着崩れを防ぐため帯下に締める細い帯で、衿合わせを固定しおはしょりが長いとき、よい長さに調整する役目があります。

また端を止めるタイプと、マジックテープタイプがあります。

 

要はコーリンベルトと同じように、腰紐よりもっと簡単にしっかり着物を止められるものなので、腰紐と一緒に使うと簡単で楽にきれいに仕上がるのです。

ゆかたの着付けに必要なものですが、キレイに簡単に一人で着付けをするには持っていてもいいかと思います。

成人式などで着物を着る場合は使えるものもあるため、ずっと置いておけば結婚してからも使えますよ。

お得な5点セットも1,790円ほどなのでおすすめです。

でもゆかたの着付けで必要なものにタオルはでてきませんでしたね。

いったいタオルはどんな時に使うのでしょうか。


浴衣の着付け|タオルの使い方

ゆかたの着付けでタオルが必要と書かれているときがあります。

タオルの役割は身体の凹凸を補正し、寸胴体型にしてゆかたをキレイに着るために使うものなのですが、使っていない人がほとんどです。

もともと浴衣は楽に着るもので、そこまでしなくてもちょっとくらい着崩れてもいいと思うのですが、きれいに着たい場合はタオルの使い方を参考にしてくださいね。

 

ゆかたや着物って布を身体に巻きつけるため、寸胴の方がシワやヨレ、へこみがなくキレイに巻けます。

例えばトイレットペーパーの芯に折り紙をフィットさせて巻こうと思えば簡単にキレイに巻けますよね。

でもコカコーラーの瓶のような凹凸のあるものに巻こうとすると、あちこちにすき間ができてシワになったりすると思うのです。

 

それと同じでゆかたもトイレットペーパーの芯のような寸胴体型にして巻いた方がきれいに見えるため、タオルを入れて凹凸を補正するんですね。

タオルの補正をしたほうがキレイに仕上がるタイプの体型は下記の体型だといわれています。

  • ウエストが細い人
  • お腹が出ている人
  • バストが大きい人
  • 腰回りが薄い人
  • ヒップが大きい人
  • いかり肩の人

痩せ型やバストやヒップがボンとでている人など身体の凹凸が大きい体型です。

ウエストなどの凹んでいる部分、痩せ型で余ってしまう部分、バストのでている部分などタオルやさらしを当てて埋めたり抑えたりします。

 

またタオルを巻くのは下着の上からで、ゆかた用の下着やキャミソールなどを着た上にタオルを巻きつけ、その上からゆかたを羽織ります。

こんな感じに凹凸が気になる部分にタオルを巻きつけるのです。

浴衣 着付け タオル

参考:趣通信

しかしタオルを巻くと、シルエットはきれいですが暑いです。

そのためかなり着崩れしない限りは、そこまで気にしなくても・・と思うのですが。

 

気になる場合で、他の部分のタオルの巻き方は下記のサイトが詳しいですよ。

♥巻き方の詳しいサイト⇒ ゆかたの着付けタオルの入れ方

まとめ

浴衣の着付けの襟合わせは男女とも右前です。

これは右側が身体の手前に来るという意味なので、右側が下に来るように着付けてくださいね。

 

また浴衣の着付けに必要なグッズですが、2,000円ほどで全て揃い、ずっと浴衣や着物を着る際には使えますので、1つ持っていても損はないかと思います。

 

子供にも使えますし、自分にも使えますので^^

きれいに取っておけば孫にだって使えますよ。

ピシッと着こなすタオルの補正もいいですが、見た目が残念なくらいに着崩れなければ、ラフに浴衣は着こなして楽しい時間を過ごした方がずっといいかなと思います。