野菜が高騰したり、食費がピンチのときに役立つのが豆苗です。
理由は金額が100円ほどで年中変わらないことと、使った後何回か栽培して再利用できるから。
しかし育て方しだいでは、せっかく育てたのにカビが生えて使えないことも。
今回は野菜が高騰する夏や冬に豆苗の育てるコツや、日光や水の量できをつけることなどをお届けします。
豆苗を育てているとキッチンに緑があって心が癒やされますし、家計も助かるのでいいですよ^^
豆苗の栽培は何回まで?
豆苗は一度使っても水にいれておけば、また生えてきて再利用できますが、何度でも生えてくるのでしょうか?
なんども再利用できれば嬉しいですが、豆苗を栽培して再利用する回数は2回が限度です。
理由は2回目以降は芽が出てくる脇芽が少なくなり、あまり新しい芽がでて来ないことと、ずっと水に使っている豆にカビが生えたり、水に浸かっている部分が腐ってきたりするため、2回が限度だと思っておいてください。
また冬は寒いためカビが生えたり腐ったりということは少ないのですが、夏場は温度が高いため腐ったりカビが生えたりしやすいので、2回目を栽培している間にダメになってしまう可能性も。
そのため何度も育てられるなら、何度でも!と思ってしまいますが、2回を目安に栽培してくださいね^^
ではしっかり育てられるように、育て方のコツなどをみていきますね。
豆苗の栽培や育て方は冬と夏で違う?
豆苗は切った根の部分を水に浸しておくと育つのですが、やはり夏と冬では育て方は違います。
冬の方がカビなどが生えにくいので育てやすく、夏は食品が腐ってしまうように水や暑さが原因で根や豆が腐ってダメになったり、カビが生えたりしやすくなるので注意が必要です。
夏は1日2回は水を変えた方がよく、容器もヌルヌルしていたら洗ってキレイにしてくださいね。藻が生えたりカビや腐りの原因になります。
また温度が高すぎるのもよくないので、涼しい場所に置いておきましょう。25度を超えるとカビが生えやすくなってしまいます。そして豆も腐っていないか、変な匂いがしていないかチェックしてくださいね。
冬はそこまで水が温度で傷むことも少ないので、水換えは1度でもいいですが、エアコンなどで部屋の温度がかなり高い場合は、夏と同じように気をつけておいたほうがいいと思います。
豆苗にカビが生えたり腐ったりするポイントは水と温度です。
そのため豆苗を元気に育てるコツをお届けしますね。
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豆苗の育て方のコツ!水の量や日光・温度での注意点
豆苗は買ってきて切ったあとその根を水に浸しておくと、7日から10日くらいで新しい芽が伸びてで再収穫できます。
でもなかなか芽がでなかったり、腐ったりすることもありますので、注意点を確認しながら栽培してみてくださいね^^
豆苗栽培に必要なものは、水と温度と日光です。
そして脇芽を切りすぎると、伸びが悪いので脇芽より上をきりましょう^^
下記の動画をみていただくとギリギリの部分から切り落としているのではなく、2センチくらいを残して切っているのがわかると思います。
豆苗の育て方|水の量
豆苗を育てる場合、水の量を多いと腐ったりカビの原因になるため、まず水の量に注意してください。
水の量は豆まで水に浸った状態だと、豆が腐る原因になり、豆苗もダメになってしまうので、根だけが浸るくらいに容器に水をいれておいといいですよ。
また夏は暑くてすぐに水が少なくなってしまいますが、今残っている水に足すのではなく、一度水を捨てきれいに容器を洗ってから新しい水を足してあげてください。
そうすることでいつもきれいな状態を作ってあげることができます。
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豆苗の育て方|日光
豆苗は日光に当てた方が早く育ちます。陽の当たる窓際などがあればいいですが、なければ窓のないキッチンやリビングに置いておくだけでも育ちます。
ただ日光の代わりでは無いですが、窓がない部屋で育た場合、蛍光灯に向かって伸びているので真っ暗な部屋におくよりは、明かりのある部屋においておくほうがいいと思います。
日光が必要なら外に出した方がいいのでは?と思いますが、虫がついたりすることもありますので、室内の窓際か明かりのある部屋のどちらかに置いてください。
豆苗の育て方|温度
豆苗が育つ温度は、15〜25℃くらいといわれています。
そのため冬などの寒い時期は、なかなか伸びないことも。私が育てた時も1週間ずっと気温が5度くらいしかなく、全く伸びませんでした。
失敗したかなと思い、ダメ元でストーブの近くに置いたところ芽がどんどん出だしたので、温度は大事なんだなと改めて思った経験があります^^
もし冬の寒い時期に育てて、まったく芽がでないな・・と思ったら、少し温かい部屋においたり、夜は冷える場所(窓の近く)などは避けてみんながいるリビングなどに移動したりしてみてくださいね。
まとめ
節約や野菜の高騰の時には役に立つ豆苗。
栽培の再利用は2回までが限度で、夏場は腐ったりカビが生えたりしやすくなるので、水変えを1日2回にして容器も一緒に洗い、いつもきれいな状態にしてあげてください。
そして水の量は根が浸かるくらいがベスト。豆の部分まで水の量がくると腐ったりカビの原因になりますので気をつけて。
育つのをみているとかわいいし癒やしにもなる豆苗。水と温度さへ気をつければ、そんなに育て方は難しいものではありませんので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。