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職業訓練の資格でおすすめは?就職に有利な種類や就職率の高いものは?

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職業訓練は条件がありますが給付金がでるものもある上に種類も多くて人気ですよね。就職もクローズド案件を先に回してくれたり、履歴書の書き方や面接での話し方、考え方も教えてくれるので就職率も高くなります。

 

職業訓練をでたからといってすべての学科で資格が貰えるワケではなく、試験に合格しなければなりませんが、資格があると就職しやすくはなります。そのためせっかく職業訓練にいくからには下記を抑えておきたいですよね。

  • 就職出来やすい職業訓練や資格はある?
  • どんな職業訓練校にいけばいい?
  • 就職率をあげるには?

などを知ることで就職率を上げ、仕事をしっかりゲットし安定した生活を送れるようにしましょう!

仕事に有利な資格、就職に有利な職業訓練の種類が解ります

職業訓練の資格で就職しやすいおすすめは?

職業訓練 就職率 高い

職業訓練で取れる資格で就職しやすくなるものはあるのでしょうか?例えば下記のような持っていないと仕事ができないものは有利だしおすすめです。

  • 宅地建物取引士
  • 介護職員初任者研修(ヘルパー2級)
  • クレーン運転士
  • 第二種電気工事士

これらは一例ですが、宅建は従業員5人に1人はいないとダメですし、介護職員初任者研修は持っていないとできない仕事があります、クレーン運転士はつり上げ荷重が5t未満のクレーンが運転できますし、第二種電気工事士は電気工事が可能です。

 

このように持っていないとできない仕事は、資格を持っている人が来れば会社も助かりますし、仕事内容は後で覚えるとしても、その資格がないとできない仕事になりますので、そんな資格を取るとやはり就職率も上がりおすすめです。

 

逆にCAD系やWEB系、PC技能系は「実践力になるかどうか?」をみられる場合がありますので、未経験OKなどの所では確率はあがりますが、実践経験者が欲しい会社の場合は就職は厳しくなります

これがないとこの仕事はできない。という資格があれば有利になりますよ

また職業訓練を受けるさいに、ハローワークの窓口で確実に就職に結びつくものはなんですか?と質問すれば答えてくれますし、何をしていいのか解らないけれど、確実に就職したい場合などは相談することで、どんな職業訓練がいいのかなどは提案はしてくれますのでその中から決めていくことも大事です。

 

給付金がでるといっても生活が楽な金額ではありません。また職業訓練は1度利用すると1年間は利用できないため職業訓練を利用する場合は確実に就職に結びつくものと選ぶことをおすすめします。

 

期間も3ヶ月から1年と長いものもありますので、その時間を使うなら確実に就職できるものを選んで生活も心も安定させたいですよね。


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職業訓練の種類や取れる資格はどんなものがある?

職業訓練は地域によってあるもの、ないものがありますが通常あるような種類は下記になります。

 

そのためお住いのハローワークかサイトからどんな職業訓練があるのかはチェックが必要です。開始期間などや申込み締切期間などもあるため、こまめにチェックしてくださいね。

  期間 種類 資格 就職先
機械系 1年 機械加工技術科 アーク溶接作業者
ガス溶接技能者
技能検定:機械加工・検査
CAD利用技術者
機械・部品製造会社
1年 機械CAD設計科 3次元CAD利用技術者
CAD利用技術者
技能検定:機械・プラント製図
機械・部品製造会社
機械設計会社
1年 溶接板金科 アーク溶接作業者
ガス溶接技能者
金属プレス加工技能士
工場板金技能士
金属製造会社
鉄骨加工業
建設業
電気系 1年 電気工事科 第2種電気工事士
甲種第4消防設備士
電気工事会社
太陽光発電会社
消防設備工事会社
ビルメンテ会社
1年 情報通信科 情報処理技術者
第2種電気工事士
 ネットワーク会社
 WEB系  1年
6ヶ月
 WEBシステム科 基本情報技術者
ITパスポート
他WEB関連資格
 WEBサイト会社
ソフトウェア開発
ネット販売業
 プログラム系  1年  ロボットシステム科 基本情報技術者
第2種電気工事士
自動制御技術会社
電子機器メーカー
基盤メーカー
 建築系  1年  建築設計科  建築積算士
2級建築士
技能検定:配管
施工管理技術者
建築会社
設計会社
設備工事会社
 1年  インテリア木工科  技能検定:内装仕上加工
インテリアコーディネーター
リフォーム会社
木工製造販売会社
1年 空調設備科 第2種電気工事士
第3種冷凍機械責任者
2級ボイラー技士
乙種第4類危険物取扱者
空調設備会社
空調設備保守サービス
ビルメンテ会社
6ヶ月 ハウスクルーニング科 ビルクルーニング技能検定 ビルメンテ会社
ハウスクリーニング会社
6ヶ月 建築CAD科 CADトレース技能検定 工務店
建築事務所
リフォーム業
整備系 2年 自動車整備士 自動車車体整備士
乙種第4類危険物取扱者
自動車販売会社
自動車板金会社
環境系 1年 環境分析科 公害防止管理者
毒物・劇物取扱主任者
品質管理者
乙種第4類危険物取扱者
化学工場
食品製造工場
事務系 6ヶ月 会計実務科 簿記1,2,3級
情報処理3級
会計事務所
一般経理課
6ヶ月 オフィス実務科 簿記3級
情報処理3級
企業の事務課
3ヶ月 医療・調剤事務科 医療事務 医療機関
 不動産系 6ヶ月 不動産ビジネス実務科 宅地建物取引士
管理業務主任者
住宅・不動産会社
不動産管理会社
 介護系  1年  介護福祉士養成科  介護福祉士  介護関係施設
2ヶ月 介護職員初任者研修 介護職員初任者研修(ペルパー2級) 介護関係施設
美容系 5ヶ月 ネイリスト養成科 ネイリスト検定 ネイルサロン
6ヶ月 トータルビューティー科 認定トータルエステティックアドバイザー資格 エステサロン
美容院
保育系 1年 保育士 保育士 保育所・幼稚園
フード系 6ヶ月 調理師 調理師 飲食店・ホテル

結構多くの職業訓練がありますが、しっかり就職に結びつくものや内容を探してくださいね。
全国の職業訓練校や訓練の種類は下記からチェックしてください。

●参考サイト ⇒ 求職者支援機構


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職業訓練で就職に有利な種類とは?

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職業訓練でも就職に有利なものや就職には弱い種類があります。

就職に強い種類や資格が取れるものは下記が多いですね。

  • 介護・看護系
  • 電気・機械・溶接・自動車系
  • 不動産系
  • 保育系
  • プログラミング系

やはり資格や知識がないとできないような求人があった場合、その資格があれば優遇もあるため、就職がしやすくなります。

♥製造関係の就職サイト⇒製造就職求人サイト

♥介護の転職は求人が強い!⇒高給介護士専門就職サイト

♥少子化でも保育士が足りない!⇒保育士専門就職サイト

♥就職に一生困ることがない⇒看護系就職サイト

また資格だけ持っていても実務経験者の方が有利になる職種は下記になります。企業はどちらかと言えば実践者が欲しいと思って求人をかけている場合が多いです。

  • CAD系
  • PC系
  • 簿記・事務系
  • WEB系

これは今まで経験はあったけれど資格がなかった場合などは有利になりますが、やったことが無いけれど就職につなげたい場合は、未経験OK、熱意が語れるかなどが無いと、求人応募の中に実務経験者が他にいる場合は難しくなります。

 

更に未経験OKは年齢が高いと厳しいものもあるので、ここはハローワークの方と相談するといいと思います。

 

その地域ごとで持っている求人案件や定番の会社などの情報が違いますので、職業訓練を決める場合にハローワークの担当者に未経験OK案件は多いですか?など相談するという事はとても重要なことになります。

どんな職業訓練が就職に強いのかをハローワークに相談することは重要です


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職業訓練の種類や違いは?

職業訓練校にも種類があり、公共職業訓練校と求職者支援制度に分かれます。この2つの種類や違いをみていきますね。それによってどちらを選んだ方がいいのか?などが解ります。

公共職業訓練校

公共職業訓練校はポリテクセンターなどとも呼ばれ、主に就職に強い手に職が持てる内容の職業訓練校です。

期間も1年と長いものが多く、開講日は学科によって違いますが、4月開校の締切が2月末なので開校予定の2ヶ月前には申込みを終えておかなければなりません。

ここの募集特徴が下記になります。

  • 雇用保険受給資格者
  • 働く意志のある人

公共職業訓練校は雇用保険を利用し、国運営の公共施設だけあり、確実に仕事についてもらうことが目的になって運営されていますので、雇用保険の受給資格があり卒業後はすぐに働くという意志のある人の募集をしています。

 

そのため、介護や子育てが終わってから働きたいので資格だけとっておきたい人などは入学できません。

またかかる金額は下記になり、大抵は教科書代などが主な出費になります。交通費は入学から1ヶ月後に振り込まれます。

  • 入学金・受講料は無料
  • 交通費は別途支給
  • 教科書代、作業服等は実費(5,000円から20,000円)

就職率はやはり技術系が高いですね

  • 自動車整備科・・・・100%
  • 電気機械溶接系・・・98%
  • WEB系(1年)・・・85%
  • CAD系・・・・・・・75%
  • 事務系・・・・・・・70%

公共職業訓練所はどちらかといえば就職を絶対にしたいと思っている意識の高い人が多いので、就職率は高くなります。

そのため面接の模擬やメンタルサポートなども充実している所が多いので、何か手に職をつけて就職したいと強く思っている人にはおすすめです。

求職者支援コース

この求職者支援制度というものは、雇用保険の受給資格がない人や切れてしまった人もOKな民間の専門学校などに委託している職業訓練校です。

そのため給付金目当てで来る人も多く、職業訓練校に比べると就職意欲や就職率は劣ります

 

しかし豊富なコースがあるため主婦層を初め年配の方も多い職業訓練校です。この求職者支援制度コースの特徴は下記になります。

  • ネイリストやフードなどコースが充実
  • 雇用保険受給対象でなくてもOK
  • 受講料は3ヶ月から半年と短め
  • 教科書代は自己負担
  • 就職率は劣る
  • 職業訓練受講給付金:月10万がある(要確認必要)

コースによって就職意欲が違い、趣味的な内容のものはやはりスクールのような感じで就職というよりはやってみたいから来たという人も多いので、良く考えてコースは選択する必要があります。

豊富なコース一覧

求職者支援制度は民間の専門学校と連携しているためコースが豊富です。WEB系が最近では多くコースもたくさんあります。

 

どちらかといえばこの職業訓練を出て未経験で就職先をみつけるのは難しく、今まで何かをしていてその経験にプラスするなどの場合に適しているコースが多いのが特徴です。

ビューティー系 ネイリスト養成科
メイク科
トータルエステ科
フェイシャル/ボディエステ科
動物系 トリマー養成科
フラワー系 フラワーアレンジメント
花屋小売養成科
カラー系 カラーコーディネート科
ファッション系 ブティック販売員育成科
洋服ファッションリフォーム科
フード系 飲食・サービス科
カフェ&フードビジネス科
観光系 旅行・ホテル・観光総合科
ウェディング系 ウェディングプランナー養成科
事務系 初歩からのパソコン養成科
医療事務(医科・歯科)科
国際貿易実務会計科
FP系 人事労務基礎科
FP技能士養成科
知的財産活用能力養成科
WEB系 Javaプログラマー養成科
ホームページ更新養成科
ネットワーク構築科
Androidアプリ&WEBデザインクリエーター科
ショップマネジメント科
ネットショップ運営管理習得科


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職業訓練で就職率を高くするには?

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職業訓練を出て就職率を高くするには、ハローワークの求人の他にも関連する求人を求人サイトから調べたり、転職サイトなどに登録するなどして、1社でも多くの会社が見つかるように、面接の機会が増えるようにすることが大切です。

 

また求人が1,2社しかないような仕事内容と介護職のような常にたくさんの求人が出ている案件の職種を選ぶ場合では、提案される求人数が違うために、就職率も変わりますよね。

そのため職業訓練を選ぶ時から求人が多そうなものを選んでおくのも1つの手です。

 

そしてハローワークでの求人はほとんどが中小企業です。大企業に就職したいと思った場合は、並行して転職系のサイトに登録して探して貰わないと1人で探して面接までこぎつけるのは至難の業です。

 

そのため並行して大手を紹介してくれるサイトに登録して、情報を得ておくことも必要です。

無料の転職・就職サイト

リクルートキャリア
 ⇒フリーターの転職に強いサイト
憧れの社内SEへ転職するなら【社内SE転職ナビ】
⇒エンジニア・プログラマー専門サイト
工場求人ナビ
⇒工場で働きたい人向け

 

就職は自分の気持も大事です。絶対に就職してやるんだ!という強い気持ちで、面接に落ちたとしても落ち込まず何が悪かったのか?など振り返り、負けないで就職先をみつけてください。その熱意が面接時にはきっと伝わります。

まとめ

職業訓練は入る前に下記は最低でもチェックしておくことをおすすめします。

  • 求人は多めの職種なのか
  • 未経験でもOK案件は多いのか
  • 就職に繋がる職業訓練内容なのか?
  • 就職に繋がる資格が得られるのか?

職業訓練は無料のためあまり考えずこれにしょうかなと決める人が多く、それが当たるならいいのですが、もしそうで無かった場合で就職できない確率が高くなる上に時間だけが過ぎてしまいます。

 

就職を見つける場合も職業訓練をしている間はその分の期間があくので、就職がなかなか決まらない場合は「何をしていたか?」を面接で問われると思いますが、その職業訓練と全く違う職種を探してしまうと「なぜうちを選んだのでしょうか?」と聞かれた場合しっかり応えられる理由がないと就職もかなり厳しくなります。

 

そのため職業訓練は安易に「これならいいんじゃない?」などで選ぶのではなく、資格がとれたり就職できるように考え、相談して選ぶことをおすすめします。

 

就職に有利な種類や求人が多いもの、資格などはやはり自分の武器になりますから、良く考えて選んでください。また求人案件を1つでも多く見つけるため、大変かも知れませんが色々な所から情報を貰うという行動も大事です。頑張っただけ自分に返ってきます。

 

無料だといえども就職を目指して職業訓練にはいるなら、上記のようなことも考えて確実に就職につなげて安定した生活を送れるようにしたいですね。