年賀状って印刷するのはわりと簡単なのですが、最後にちょっと一言入れるその「ひとこと」で悩みますよね。
仲がいい人なら書くことがありますが、ご無沙汰な人や会社の上司などには「なんて書こう・・」と手が止まり時間だけが過ぎる・・。
こんなことが無いように忙しい年末だからこそ、年賀状に書く一言は悩まずにパパっと書いてしまいたいですね!
今回は送る相手とシーン別に年賀状に書く一言をまとめました。
これで今年の年賀状にいれる一言は、迷うことなく終わりますよ^^
プラス知っていると役立つマナーも記載しています。
もくじ: 好きな所から読めるよ
年賀状の一言添え書き文例集

年賀状で最後に手が止まるのが、ちょっと書く一言。
貰った時やはり何か書いてある方が嬉しいので、書く人が多いですが意外に何を書くか悩むもの。
今回は下記の相手に対して送る場合の文例をみていきますね!
- 友達
- 親戚
- 顧客・お客様
- 会社内・取引先
ではは友達に送る場合から。
年賀状に一言添え書き文例|友人

友人に送る場合の年賀状の書く一言は、下記のシーンなどを考えると書きやすくなります。
- 家族や自分・相手の近況
- 要望
- 昔のエピソード
自分や相手の近況報告の文例
家族の報告は定番の一言です。
子供が生まれた、何歳になった、課長に昇進した、転職したなど自分や家族のことで書けそうなことはないでしょうか?
しかし友人にも家族や子供がいるなら、家族のことを書いてもいいですが、独身で誰もいないなら自分のことを書いている方が無難かも。
また出産や引っ越し、結婚などをした場合も、年賀状に一言書いて報告するのも使えますよ^^
-
- 〇〇ちゃんも大きくなったのでしょうね。うちも◯歳になりました。
- 新しい家族が増えそうです
- 結婚しました。お近くに起こしの際は寄ってくださいね!
- 引っ越ししたのでぜひ遊びに来てね
- お元気ですか?私は最近◯◯を始めました!
- 最近ちょっと太ってきた!〇〇はメタボ大丈夫??
- 育児は大変だけど、お互いがんばろう^^
- 今年は◯◯を目指して頑張ってます
- 最近◯◯を飼い始めました!かわいいから見にきてね
- お互い忙しいけどファイト!
要望の定番一言
友達なので、近くに住んでいる友人などには会うこともあると思いますが、なかなか会えない友達やご無沙汰の友達に使える定番の一言です。
当分会っていなくても、やはり会いたいと言われれば嬉しくなってしまいますよね。
- 今年もまた一緒に飲みに行こう!
- 元気にしてますか?今年は会いたいね
- 昨年は結局一度も会えなくて残念!絶対に今年は会おうね!
- 最近はどうですか?会えたら近況聞かせてね!楽しみにしています。
- こっちに来たらぜひ連絡してね!待ってます
- 今年はみんなで会いたいね
- 久しぶりに逢いたいです
- 最後に会ったのはいつだろう?またご飯でも行こう
- お互いこの一年楽しく過ごせますように!
過去の出来事や思い出などの文例
友達だからこそある、過去の思い出話。
クラブや学校のこと、趣味だったことなど、些細なキッカケでもいいので何かあると、話の切り口になりますよ。
何かこんなことあったよな・・と思い出せる話はありませんか?
- 〇〇に旅行に行った時、修学旅行のことを思い出しました。時が過ぎるのは早いですね。
- 今でも〇〇をすることがありますか?私は最近また〇〇を始めました。
- 最近はどんな映画を観てますか?おすすめがあったら教えてね
- 卒業してから〇年がたちますね。メンバーみんなで会いたいね
- 昔教えて貰った〇〇、かなりハマってプロ級です。
懐かしい出来事や、友人だからいえることなど、昔を思い出してひとこと書いてみるのも、読んだ友人も懐かしい気持ちになるかと思います。
友人の年賀状に書く一言は、この3つの内から何かないか?を考えて書くと、書けますよ^^
では次に親戚に書く年賀状の一言文例です。
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年賀状に一言添え書き文例|親戚

親戚に書く一言は、友達とはまた違い下記の内容のことを考えて書くと書きやすいです。
- 自分や家族の近況報告
- 身体への気遣い
- お礼や感謝など
この3つのシーン別に分けてみましたので、いいものがあれば選んで書いてくださいね^^
家族や自分の近況報告
家族や自分のことは親戚にも使える一言です。
〇〇には家族の名前や年齢などをいれてください。親戚には写真入りの年賀状も、状況がわかるのでおすすめです。
- 早いもので ◯◯が今年小学校(中・高・大)に上がります。
- ◯◯ももう◯歳になりました。
- 〇〇がピアノを習い始めました。
- 妻の◯◯が妊娠◯ヶ月になりました。
- 〇〇も今年成人式を迎えます。
- 新しい家族が増えそうです
- 私も◯歳になり健康が気になる年齢になりました。
- 最近〇〇が趣味になりました。
- いかがお過ごしですか?こちらはみな元気に過ごしております。
- 結婚して初めてのお正月。○○家のような暖かい家庭が築けるように頑張ります
- もうすぐ◯ヶ月になります。毎日すくすく元気に育っています。
- お近くに起こしの際は是非お立ち寄りくださいね!
- やっと課長に昇進しました!
このように家族や自分の近況報告など入れると、読んだ相手も「もうそんな年になったのね」などと嬉しくなるものです。
身体への気遣い
健康や身体への気遣いは定番ですが、あまり会うことがない親戚などの場合などにも使える、相手の身体の無事を思って書くひとことです。
親戚の年齢が高いと、やはり身体を気遣う一言があるのは嬉しいものです^^
- 元気ですか?今年はかなり寒さが厳しいようなので気をつけてくださいね
- これから寒さが本番です。風邪などにはお気をつけください
- 持病の〇〇は大丈夫ですか。いつまでも元気でいてください
- まだまだ寒い日が続きますのでご自愛ください
- いつまでも元気な◯◯でいてくださいね!
お礼や感謝
最後に普段いえないお礼や、感謝の気持ちなどを書いて送れば、相手にも気持ちが伝わるので、やはり貰うと嬉しいものです。
親戚などは余り会わなくなっても小さい頃によくして貰った、実家と交流が多いなど、何かしらどこかで交流がある人も多いと思います。
お歳暮などを貰ったり、子供のお祝いを貰ったりすることもあると思うので、そんな場合におすすめです。
- いつも家族に優しいお心遣いを頂き本当にありがとうございます。
- 実家の様子をいつも気遣って頂き、謝しています。
- 去年は母の病気を気遣って頂きあがとうございました。
- 頂いた〇〇子供がとても気に入っています。
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年賀状に一言添え書き文例|顧客・お客様

年賀状に入れる一言で、お店や会社からお客様や顧客へ出すものもありますよね。
お客様といってもフランクな場合と、きっちりビジネス的な感じとに別けられると思います。
シーン別だと下記のような感じです。
- お店からお客様に出す場合
- ビジネス関係になるお客様に出す場合
お店からお客様に出す場合
お店からお客様に出す場合は、来店を楽しみに待っていることや、買って頂いた商品などの具合や使い心地などの感想、年明けの営業日の案内や日頃の感謝の気持ちなどを書くと無難です。
- いつもご来店ありがとうございます。今年も◯◯様のが来られるのをお待ちしております。
- 先日の〇〇はいかがでしたか?何かございましたら何でもご連絡ください!
- ◯◯様とご家族が今年1年良い年になるようにお祈りしております。
- ◯日からセールを行います。もし良ければご来店ください。
他にもお客様と親しい場合で、趣味などを知っている場合は「今度の来店時に是非◯◯を教えてください」などでもいいと思います。
ビジネス関係のお客様に出す場合
同じお客様でもビジネス間になるとまた違ってきます。
取引先の顧客になる場合が多いため、カチッとした文章で締めたいものです。
- 本年も〇〇様のお役に立てるように精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
- まだまだ未熟者で至らぬところも多々ございますが○○様のお力になれるよう精進いたします。
- 旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠にありがとうございました。◯◯様を始めご家族皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
- 本年もさらなる努力をもって〇〇様のお役に立てるよう頑張る所存です。本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
ビジネス的な文章は変にアレンジなどせずに定番の文例にしておき、年明けにお会いした際にしっかり挨拶したいものですね^^
では最後に会社内の上司や先輩、取引先にあてる一言です。
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年賀状に一言添え書き文例|取引先

年賀状を取引先にだす場合は、最近では会社⇒会社に出すことが多く、会社の個人から取引先の担当者へ出すことはだいぶ減りましたが、何か一言書くとすれば下記の内容がおすすめです。
- 日頃の感謝やお礼
- お力添えのお願い
- 今後の精進
仕事をしていると、気をつけていてもお互いに話のズレでミスが発生したり、何かしらトラブルが起こるものです。
また逆に教えていただくこともあるでしょう。
そんな中で、日頃の感謝の気持ちを伝えるのに年賀状の一言はやはり他と差をつけられる1つの手段でもあります。
ただの定型的な年賀状を貰うより、何か書かかれあると相手に何かしら印象にも残りますしね^^
ビジネスといえども、やはり人と人のつながりですので、あの人にはお世話になった!などがあれば是非何か一言書いてみてください。
- ○○様のお陰で無事仕事を成し遂げる事が出来ました。いつもお心遣いをありがとうございます。
- いつも本当にありがとうございます。◯◯様にとって最高で最幸の年になるようにお祈りしております
- ○○様のお陰で昨年は色々なことを勉強させて頂きました。ありがとうございました。
- ○○様に教えていただいたおかげで無事難を乗り越えることができました。ありがとうございました。
- ○○様の担当になれたこと本当に嬉しく思っております、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
- ご縁をいただき感謝いたします 飛躍の一年になりますことをお祈り申し上げます。
- 昨年は○○の件につきご助力を賜りまして誠にありがとうございました
- ○○プロジェクトでは大変お世話になりありがとうございました
- 今年もご支援ご指導の程 よろしくお願い申し上げます
- 御社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
- 昨年は無理なお願いを快くお引き受けくださり感謝の念に堪えません
- 本年も皆様のご期待に添うべく一層の努力をして参る所存でございます。
ちなみにできるビジネスマンは、筆まめなんだそうです。
たった一言でもあるのとないのでは違いますしね。
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年賀状に一言添え書き文例|会社の上司や同僚

年賀状を出す人は減りましたが、やはり会社の上司や同僚にもお付き合いで出す場合は多いですよね。
でも毎日顔を合わせる仲だからこそ、書きにくい・・ということはあります。
そんな場合は、下記のように日頃のお礼や仕事の抱負などを書くのがおすすめです。
また体調が良くない上司には、身体を気遣う気持ちも入れておきたいものです。
上司に一言書く場合
- 日頃の親身なご指導に深く感謝申し上げます
- いつも見守ってくださりありがとうございます
- 本年も○○部長の御指導を賜りたいと存じております
- 本年も相変わらぬ御指導のほど宜しくお願いいたします
- 入社◯年目となる今年さらなる飛躍の年とすべく努力する所存です
- 昨年の経験を生かし今年はご期待に応えるべく精進する所存です
- 昨年は温かいご指導をありがとうございました。引き続きビシビシご指導よろしくお願いいたします。
- 昨年は課長のおかげで学び多い年になりました。誠にありがとうございます
同僚に一言書く場合
同僚は上司ほど気は遣いませんが、やはり一緒に仕事をする仲ですので、ある程度の節操は保ちたいものです。
上司同様、感謝の気持ちや見習いたい点、一体感などを書くのがおすすめです。
ここは凄いよなと思える所や助けて貰っていることなどがないか、ちょっと思い出してみてください^^
- さりげないフォローやアドバイスをいつもありがとう
- いつも助けてくれてありがとうございます
- いつも仕事をする姿から刺激をもらってます
- ○○さんのいつも仕事に前向きなところを尊敬しています
- 私たちも入社○年目 お互い飛躍の年にしたいですね
- 今年もお互い切磋琢磨しながら頑張ろう
- 一緒にプロジェクトができることを楽しみにしています
このような感じで、年賀状の一言は何か出来事があればそれをネタにして書くことが出来ますので、少しでもいいので書いてみてくださいね。
年賀状で一番もらいたくないものは、印刷だけの年賀状なんだそうですよ。
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年賀状の一言マナー

最後にしっかり一言が書けても、マナーができていなければ台無しですよね。
年賀状に書くマナーは下記のことを気をつけてください。
- 元旦に届くように
- 日付の重複はしない
- 忌み言葉は使わない
- 敬称の2重使い
- 目上の方に賀正・賀春などは使わない
- 一言添え書きには句読点はいれない
- 添え書きは手書きで書く
知らずにやってしまいそうなことばかりなので、1ずつみていきますね。
簡単なことばかりなので、覚えておくと安心です。
元旦に届くように
まず年賀状は元旦に届くように出しましょう。
特に目上の方に出す場合は特に気をつけてください。
日付の重複はしない
そして日付ですが「一月一日元旦」としてしまうとどちもら同じ意味になるので、「◯◯年元旦」や「◯◯年一月一日」になるようにしましょう。
ちなみに元旦の日に届かなければ、◯◯年一月などにしておく方が無難です。
忌み言葉は使わない
忌み言葉として、去や失う、退く、終わる、滅びるなどの言葉は使ってはいけません。
そのため去年ではなく、昨年や旧年などの言葉にしておいてくださいね^^
忌み言葉とは、使用を控えた方が良い言葉や縁起の悪さを連想させる言葉のことです。
敬称の2重使い
個人の名前は問題ないのですが、会社宛に出す場合で「御中」と「様」を一緒に使うと敬称の2重使いになりマナー違反になります。
そのため取引先の会社の部長など個人に出す場合は、部長の役職を少し小さめに書き、会社名に御中をつけず下記のようにしてください。
部長 ◯◯ ◯◯ 様
賀詞に気をつける
明けましておめでとうございます、とはせずに「謹賀新年」などと書く場合もあると思います。
その場合、「謹賀新年」と「明けましておめでとうございます」は同じ意味なので、一緒に使わないこと。
そして「賀春」や「寿」「賀正」の1文字~2文字の賀詞は、目上の人から目下の人に使う賀詞(お祝いの言葉)です。
そのため目上の方に使うなら4文字の「謹賀新年」などにしておいてくださいね。
添え書きや文章に句読点はつけない
年賀状の文章などには、句読点をつけると「新年の挨拶に区切りをつける」という意味合いになります。
そのため年賀状の文章や、一言添え書きには例え友達に出す場合でも句読点をつけてはいけません。
添え書きは手書きで
年賀状は裏表印刷で全て作る事がほとんどになりましたが、一言添え書きはしっかり手書きで書いてください。
その際、使うペンは黒の筆ペンや、水性ボールペンなどしっかり黒色がでるペンで書きましょう。
ちょっと多いかも知れませんが、知っていると役立ちますよ^^
まとめ
年賀状に書く一言の添え書き。無ければ誰から来たのかチェックして終わりの年賀状ですが、一言が書かれていると色んなことが思い浮かんで、受けとった側も和やかな気持ちになれますよね。
たった一言かも知れませんが相手を心配したり、自分の事を報告して、そうなんだと思って貰えるその一言があるだけで印象は違います。
何を書けばいいのか解らないな・・と思ってしまいますが、例を参考にして相手にあなたの温かな気持ちを届けてくださいね^^
年賀状に一言だけでも書いてあれば相手を幸せな気持ちにすることもできると思います。もちろん出会いのキッカケにも。