お歳暮を貰うのはうれしいですが、お礼状はなんて書こう?と悩むことがありますよね。
親しい方ならともかく、そんなに交流もない人から貰った場合は更に書くことに困ります。
またハガキにイラストが入っていると、文字だけよりもなんかいいな!と受け取った方も感じますよね。
結構悩むお歳暮のお礼状はイラスト集と例文を使って、ステキなものを簡単に作ってしまいましょう!
組み合わせるだけなので悩まず直ぐにできて便利ですよ!
もくじ: 好きな所から読めるよ
お歳暮のお礼状|イラスト

お歳暮のお礼状に入れるイラストは、イラストの無料サイトか年賀状印刷ソフトがあれば、その中の使えそうな挿絵を使って印刷すればOKです。
下記にいくつか無料のイラストサイトがあります。いい柄があればダウンロードして印刷してお使い下さい。
・Andante・・・・寒中見舞用の画像ですが、上品な季節の花などはお歳暮のお礼状のイラストにも合います。文字なしにしてハガキに印刷すればOKです。

・楽だね素材ダウンロード ・・・絵手紙風のイラストから季節ごとのイラストなどが選べるサイトです。

・さきちん絵葉書・・・・淡い絵柄のほんわりするイラストが多いサイト。ワードとJPGでダウンロードできるので、もしワードがあれば不要な文字を消してイラストだけで使うこともできるので便利ですよ。

無料サイトのデータはダウンロードして、ハガキ印刷設定で印刷すれば印刷できますが、印刷前にテスト印刷をおすすめします。サイズや色などが思ったものと違う場合があるので、いきなり印刷はしないほうがいいですよ^^
お歳暮のお礼状にイラストをいれると、受け取った方もなんだか嬉しく感じるものです。
また寒い冬の時期なので、温かい色合いのイラストを送ると、ほっとした暖かみを感じるのでおすすめです^^
おすすめのイラストは、季節の花や冬を感じるイラストだと、貰った方も季節感を感じられますのでいいですよ^^
また白い花や蓮などは不幸ごとを感じる人もいるため、できれば明るい花の色のほうがおすすめです。
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お歳暮のお礼状|マナーや構成は?

お歳暮を頂いたらお返しは不要なので、お歳暮が届いてから3日くらいまでにお礼状を出します。
個人用で早くだすという点では、ハガキを使用してもOKです。また横書きにしても大丈夫ですよ。お歳暮のお礼状で一番大事なことは、早く出し気持ちを伝えることです^^
ただ、1番丁寧なお礼状は便箋&縦書きになるので、どうしてもこの人はという場合は、ハガキではなく季節の絵柄付きの便箋がスーパーなどの文具売り場などにありますので、そちらで書くといいですよ。書く内容はハガキと同じなのでビビることはありません。
またお礼状はできれば手書きで書きたいものです。絶対に手書きでないとダメ!なワケではありませんが、せっかくお歳暮を贈ってくれた人への感謝の気持ちなので、例文をみながら手書きで書けそうなら書いてみてくださいね。
でも何をかいていいか解らず手が止まると憂鬱になりますよね。そんな時はお礼状の構成通りに文を選んでいけば大丈夫ですよ。
お歳暮のお礼状の構成は下記になります。
- 季節の言葉を書く
- お礼の気持ちを書く
- 家族も喜んでいることや感想を伝える
- 相手の健康を気づかう言葉を伝える
- 締めのことば
となっていますのでこの順番に文例を選んでみてくださいね。
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お歳暮のお礼状|文例

お歳暮のお礼状はおおまかに5つに分かれています。そのためこれだなと思う文例を選んで並べていけば書けますので、いいものを探してみてください。
季節の言葉と挨拶を書く
まず書き始めは季節の言葉から書きだします。
ビジネス用なら「拝啓」などが必要ですが、個人用なので特に書かなくても大丈夫です。季節の言葉もお歳暮は頂いてから直ぐにだすため省いてもOKですが、ある方がお礼の前のワンクッションになります。
- 師走に入り慌ただしい日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか
- 寒さ厳しき折 〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか
- 年の瀬の慌ただしい季節となりましたが、皆さまお変わり無くお過ごしでしょうか
- 初冬の侯、寒い日が続いておりますが、皆さまにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます
- 師走に入り寒さも本格的になりましたが、いかがお過ごしでしょうか
- 年の瀬の寒さの身にしみる季節となりましたが、皆さまお変わり無くお過ごしでしょうか
このあとに、「おかげさまで私たちはいたって元気に過ごしております」などとつけてもOKです。
文例は目上の人には、ちょっとかっちり感のものを組み合わせたり、気が許せる人には柔らかめの文例を組み合わせたりしてください。
お礼の気持を書く
次にお歳暮のお礼を述べます。
- 先日は心温まる〇〇をお贈りいただき、ありがとうございました
- さてこの度はお心のこもったお歳暮をお贈りいただき、誠にありがとうございました
- さてこのたびは結構なお品をご恵贈頂きましてありがとうございました
- この度はご丁寧にお歳暮をお贈り頂き、深く感謝いたしております
「いつもながら細やかなお心づかいに恐縮するばかりです」などと続けてもいいですね。
家族も喜んでいることや感想を書く
ここでは素直にどう思ったか、家族はどうだったかなどを書けばOKです。
- めずらしい〇〇に家族全員、大喜びしております
- 子どもたちも大変喜び、家族みんなでおいしく頂戴いたしました
- 頂いた大好きな〇〇を、さっそく家族全員賞味しております
- お心つくしの〇〇を頂戴し、大変感激しております
- 早速いただきまましたが、本当に美味しく家族の皆が喜んでいました
- 家族一同、大変喜んでおります。特に妻(子供や夫でもOK)が大喜びでした
- 頂いた〇〇はこちらでは手に入りにくいだけに大変感激しております
この後に
- いつもながらの優しいお心遣い心から感謝いたします。
- いつも私どものほうがお世話になっておりますのに、お心づかいをいただき恐縮しております。
- いつに変わらぬお心くばり、恐縮に存じます。
などと付け加えてもいいですね。
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辞退したい時、受け取れない時、何か贈りたい時は?
お歳暮を受け取っても、もう相手にも負担だろうから辞退したいなと思う時や、どうしても受け取れない事情があるとき、こちらからも何か贈りたいなと思うときがあると思います。
そんな場合は感想の後に続けてその旨を記載していきます。
次回から辞退したいとき
次回からお歳暮を辞退したい場合は、この後に来年からはもういいですよ、と柔らかく辞退の言葉を添えておきます。
・ご好意は大変ありがたく存じますが、今後はこのようなお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。
・私どものほうこそ、日ごろご無沙汰ばかりで何のお役にも立てませんのに恐縮しております。どうか今後はお気遣いなさいませんように、お願い申し上げます。
などをつけてください。
受け取れないとき
またどうしても受け取れないときがある場合は、、お礼を述べてから事情を説明し、受け取れないことを記載します。
・ご厚意はありがたく存じますが◯◯の事情があり受け取れませんこと申し訳ございません。お気持ちのみありがたく頂戴いたします
・ご厚意を無にするようで、まことに心苦しい限りでございますが、どうかお気を悪くなさいませんように失礼の段、なにとぞお許しくださいませ
などと書いて送ります。相手の好意を無にしないように感謝の気持ちと申し訳ない気持ちを書いておきましょう。
何かこちらからも贈りたいとき
お歳暮のお返しは不要なのですが、どうしてもお世話になった人など、こちらかも何か送りたい時には
などとお礼状が届いてから、数日遅らせてからのお届けするか、今回は通常のお礼状だけおくり、寒中御見舞などに変えて贈ります。
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相手の健康を気遣う言葉で締める
- 今年は寒さが厳しくなるようです、くれぐれもお体をご自愛下さいませ
- お体にお気をつけ、どうぞよいお年をお迎えください
- 寒さはこれからが本番ですのでお体をご自愛ください
- ご家族の皆さまが健康であるように、心よりお祈り申し上げます
- 忙しい日が続きますが、くれぐれも体調にはお気をつけください
- まだ寒い日が続きますので、お風邪などひかれませんよう、どうぞご自愛ください
最後に寒くなるので、体調などに気をつけご自愛頂く旨を伝えます。
締めのことば
最後はお礼の締めのことばで終わります。
- 略儀ながら書中にてお礼申し上げます
- まずは取り急ぎお礼申し上げます
- 取り急ぎお礼のみにて失礼いたします
- まずは右お礼まで
この後に平成◯年 ◯月、名前を入れておきます。
組み合わせ例としては、下記になりますが、家族の喜びや感想は自分の言葉で入れた方が形式だったお礼状という感じではなくなるため、素直な気持ちを届けてみてはいかがでしょうか^^
感想以外は文例の寄せ集めですが、感想だけはちょっと変えてみました。
まとめ
お歳暮のお礼状は、何を書けばいいのかが解らないと本当に時間だけが過ぎ、出すのを忘れた、遅くなった!ということになりかねません。
そのため文例と構成だけを抑えておくだけでも、迷わず簡単に書けますので、感謝の気持ちを伝えるため受け取ったら直ぐにでも書いて送るようにしましょう。
せっかくの相手の気持ちですから、こちらも早く返したいですよね。
あまり難しく考えず「ありがとう」の気持ちを届けてください^^