シングルマザーの貧困率は約50%と高いのですが、その内生活保護を受けている人の割合はどのくらいなんでしょうか?また生活保護が受けられる条件ってどんなことが必要なんでしょうか?

 

そして生活保護で気になるのが家賃補助ですよね。なかなか引っ越しが出来ない、審査でおちるなどシングルマザーが家を借りるのって凄く大変なんですが、生活保護を受けている場合はどうなのでしょうか・また毎月どのくらいまで家賃補助が出るのでしょうか?

実際の賃貸事情が解れば、シングルマザーでも家を借りる時安心ですね。

 

シングルマザーが生活保護を受けない理由や受けるための条件を知ることで、生活保護を受けようか迷っている人はどちらの方がいいのか決断の目安になると思いますよ。


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シングルマザーの生活保護受給の割合は?

シングルマザー生活保護割合

シングルマザーが生活保護を受給している割合はどのくらいだと思いますか?実際にシングルマザーが生活保護を受けている割合は意外と少なく全体の14%くらいです。

シングルマザー世帯で生活保護以下の生活をしている家庭は約25%(4人に1人)くらいあり、申請すれば生活保護が受けられる人は沢山いるのですが、実際に申請する人は少ないのです。

 

生活保護を受けた場合、生活扶助・住宅扶助・母子加算・児童養育加算などが決められ、地域によって差はありますが18万円くらいの支給額になるにも関わらず、どうして生活保護を受けないのでしょうか?

それにはちゃんとワケがあるんです。ではシングルマザーが生活保護を受けるための条件はどんなものがあるのでしょうか?

シングルマザーが生活保護を受ける5つの条件

シングルマザーが生活保護を受けたいと思ったら、まず役所へ相談にいく所から始まります。生活保護を受ける順序ですが、まず相談から始まり、申請用紙を書き調査の上審査が行われていきます。

シングルマザー生活保護支給

生活保護を受けることを内緒にしておきたいと思っても、調査の際には実家、元夫、親戚辺りに援助が出来ないか?の書類を送ることになります。そのためバレてしまうんですね。これが嫌で生活保護を受けない人も多いんですよ。生活保護を受ける条件は5つあるのでみていきますね。

1.全く資産が無いか?

生活保護は資産が何もない状態でないといけません。まずはその資産で生活しなさいよ、という考えのようなので、貯金(10万以下ならOK)があったり、持ち家やローンがあったり、車がある場合はそれを資産とみなされて落とされてしまいます。また保険は解約しなければなりません。

生活保護を受けるには生活基準以下の住宅に住んでいて、同棲や彼氏がいない状態、収入もほとんどない、貯金もない、持ち家も車もない、本当に何もない状態でないとダメなんですね。自己破産している場合もダメですね。

2.収入が最低生活費より低いか?

生活保護を受ける条件で最低生活費という目安があり、その金額より少しでも今の収入が多いとダメなんですね。たとえ借金が凄くありその返済でこれくらいはないとダメなんです!といった所で、「そうですか」で終わりです。

最低生活費の目安ですが、下記のようになります。

シングルマザー子供2人(小学生と中学生)の3人家族で都心部では18万、地方では15万

最低生活費は普通の事務系正社員くらいの金額なんですね。そのためこれ以下のシングルマザーはかなりいると言われています。でも受給しないんです。理由はこの後に。

3.働く意志はあるのか?

生活保護が受けられても、仕事をしなくていいワケではありません。そのため働く意思があるのかどうか?は問われる上に、もし受給できても最低生活費が稼げる仕事に就くように催促されます。

4.支援してくれる人はいないのか?

生活保護を受ける場合、支援してくれる人がいないかどうかを調べられますし、親、兄弟、元夫には書類送付し現状調査をされます。どのくらいの収入があるのか?少しでも援助できないかなど、記載する欄がありますが必ず支援しなければならないワケではありません。

5.児童扶養手当や各種手当を足してもダメなのか?

生活保護を受ける場合、受けられる手当を全て足しても生活できないのかどうか?を問われます。この手当を全て受けていてもダメな場合はOKですが、受けていない人も中にはいるため、手当を受けて最低生活費以上になれば却下されます。

 

最初の相談時には大まかにこの5つの条件をチェックされ、色々話を聞かれます。そして車や家を持っている場合は売却し、そのお金でまずは生活してくださいといわれ、それが底を尽きたころ再度相談、申請、家庭調査がはいりどうするか判断されるのです。


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生活保護を受けない理由は?

シングルマザー生活保護 家賃png

生活保護を受けようと思った場合、5つの条件をクリアしないといけなんですね。そして持っている資産は全部売るか解約しないといけない親族や元夫に書類など送る必要がある、彼氏(援助者がいるとみなされる)がいるとダメなど、この条件を嫌がって受けない人が多いのです。

また誰にも知られたくないのに親族や元夫に連絡されることで生活保護を受けるということが解ってしまう、生活保護を受けているという世間の目が怖いなどがあります。

生活保護を受けるには守秘義務がありますので、親族・元夫以外には連絡されることはありませんが、病院に通う場合は保険証が貰えないため、医療券をいうものを発券されるので、それを受け取りにいかないと病院に行くことができません。その姿を役所で誰かにみられて噂が広がるケースもあります。

医療券がネックで受けない人も多いんですよ。近くの病院にかかった場合、来ていた近所のママに支払いの時気づかれたりするため、わざわざ遠い病院にかかる人もいるくらいですし。

 

さらになぜ仕事をしない?もっと収入のある職場に変われないのか?彼氏などが家に来ている所を見られると近隣の人にチクられ厳しく追求されたり、地方の人で車が必要でも、病気や足が悪いなどの何かの理由がない限りは持ってはいけない、などかなりの制約が多いんですね。

これらを気にしない人ならいいのですが、多くの人が役所から監視されている、近隣の目からも監視されているのでは?感が凄くて、受けない人が多いんです。

 

私も今思えば最低生活費以下で生活していましたが、生活保護を受けた場合、子供が学校で何かいわれないか?いじめられないか?が怖かったですね。学校のお母さん同士の会話は、どこでそんな情報をみつけて来るんだろう?と思うような、〇〇の家はね・・という様な好奇の噂が多いんですよ。

そのため、生活保護は考えたことがなく必死で働きましたね。貯金もしたかったし。今は大学の費用や少しなら貯金してもいいようですが、生活保護を受けている場合は貯金はしてはいけないという考え方のようです。

 

こんな風に何かがネックになって、生活保護は嫌だなと思い頑張るシングルマザーが多いので受給が少ないんですね。

では、もしシングルマザーが生活保護を受給した場合はいくらくらい貰えるのでしょうか?
また家賃の補助はどのくらいでるのでしょうか?生活保護を受ける時の家賃が高ければ、平均くらいの家賃の所に引っ越ししないといけなくなるんですね(強制ではないのですが・・)

そのため、生活保護の受給金額と家賃についてみていきたいと思います。


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シングルマザーが生活保護で貰える受給金額は?

シングルマザー生活保護家賃金額

シングルマザーが生活保護を受けるとなると、いったいどのくらい貰えるのでしょうか?受給金額は地域や人数、年齢、環境によって違いがありますが、最低生活費を保証してくれるだけは貰えます。それには家賃が含まれます。

 

まず働いている場合は、その収入が最低生活費にどのくらい足りないか差額を計算され、各種手当などを足しそれでも満たない場合は、その差額が支給されます。そのため働いていても良いわけです。仕事はやめる必要はなく、支給がある間に違うところも探せるというメリットもあります。

例えば子どもが2人いてパート収入が8万、児童扶養手当と児童手当の合計金額が6万円だとします。この2つを足すと14万ですね。そして今お住いの地域で金額に差があるため、この金額が絶対ではありませんが、最低生活費が18万だったとします。

すると18万(最低生活費)-パート収入8万-児童扶養手当など6万=4万が支給になるのです。最低生活費から仕事の収入と手当の合計を引いた残りが支給額になるんですね。

 

支給額は都心部や山間部など地域によって家賃や物価の違いがあるため、各地域で決められているのですが、目安としての計算なら

生活保護の計算ツール で計算してみてください。

生活保護の家賃支給はいくら?

シングルマザー 生活保護 条件

では最低生活費の中に含まれる家賃はどのくらいの金額になるのでしょうか?この家賃もその地域での平均金額が支給されるという考え方なので、お住いの地域で差が出てきます。

子供2人の計3人では、38,000円から58,000円くらいまで地域差があるのです。金額の目安は下記のサイトで調べられますよ。

参考:生活保護の家賃上限金額

また支給される金額は家賃のみで共益費や管理費は含まれません。そのため5万円が上限の地域で家を探す場合、家賃が48,000円でも共益費が6,000円の場合、合計して54,000円になりますね。こんな場合上限の5万円を超えた部分の4,000円は自己負担になってしまいます。

更に地域の平均が5万だからといって5万円が支給されるワケではなく、もし契約した家賃が4万円の所なら支給額は4万円になります。

生活保護を受け家賃を探すときのポイント

シングルマザーが家を探す場合、収入があれば別ですが少ない場合は家賃保証の審査で落ちたり、大家さんが嫌がって落とされてしまいます

家賃保証に通る目安ですが基本は下記の金額がないと厳しいです。

家賃✕4=収入

例えば5万円の家賃を契約したい場合、5万円✕4=20万 で20万の給与があるなら大体は契約できる所が多いです。逆にないなら何らかの理由をつけて落とされてしまいます。

しかし生活保護なら家賃を国が出してくれるという考えがあるため、家賃の上限までなら大体の所で生活保護のシングルマザーでも家は借りる事ができます。数年前から生活保護世帯の賃貸契約はかなり増え、どこの賃貸屋さんでも慣れたものです。

 

大家さんももし払ってくれなければ、役所にいえばいいだけなので、生活保護の人だけに契約して欲しいという人もいるほどです。生活保護世帯が家賃滞納をすれば、役所に報告され支払いがないと生活保護がストップする場合があるため、家賃の支払いが一般の人よりも確実だからです。

 

そのため生活保護で賃貸契約をする場合は、保護を受けないで働いているシングルマザーより確実に契約できるのです。初期費用も生活保護から出ますしね。賃貸契約は優遇されているなぁと思いますよ。

上限までならその家賃分の家は大丈夫ですから。通常だと5万円の家賃は20万収入がないと難しいですが、生活保護だと問題なくOKになりますから。敷金、礼金、引っ越し費用も支給されるんですよ。

 

ちなみに生活保護を受けていなくても、シングルマザーなら引越をする場合の転宅資金という貸付があります。手続きは面倒ですが保証人がいれば26万円を無利子で借りられ返済期間は3年なので無理なく返せます。気になる人は一度役所に相談してみてくださいね。

まとめ

シングルマザーの生活保護受給の割合は意外と低く、理由は世間の目や保険証がない不自由さ、親や親族に解ってしまう、車が持てなくなる、役所からの監視が嫌、人の見た目が気になるなどさまざまです。

また生活保護を受ける条件は、最低10万以下の貯金(審査の間や支給まで乗り切るため)以外はほぼ全て資産を持ってはいけない、親族が援助できないか?など5つの条件があります。

審査が通り生活保護が受給できても、最低生活費以上は支給されません

しかし賃貸契約の面や家賃面では待遇が良く、生活保護の方が契約しやすい環境にありますし、家賃分は支給されるので上限ギリギリの家に住むことが可能です。そのため生活保護はメリットとデメリットがあり、どうしても苦しい、なんとかしたい場合は少しの間だけでも申請してみるというのも手です。

一番避けたいことは子供の生活が貧困で悪化してしまうことなので、受けたくないと思ってもどうしようもなくなった時は最後の手段だと割り切って、使うということも視野にいれながら、自分の命と子供の命を守って欲しいと思います。


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