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中秋の名月|団子の作り方!簡単でかわいい子供と作れるレシピ

中秋の名月 楽しみ方

子供ってお母さんと一緒に作ったりしたものは意外と覚えていて、思い出になっているんですよね。

お月見を家でする所は減ったと思いますが、大人になってふと月をみた時に、昔お団子作ったなぁ・・というほのぼのした思い出の1ページとして、中秋の名月にお団子を子供と一緒に作ってみませんか?

 

簡単でアレンジが効くかわいいレシピで子供と一緒に楽しんでみてください。ちなみに2017年の中秋の名月は10月4日の水曜日ですよ。
お月見団子の作り方とアレンジ、お月見って何?が解ります[/chat]

中秋の名月の団子の作り方!

中秋の名月 楽しみ方

お月見団子は簡単なので子供と一緒に作れますよ。白玉粉に水を加えまるめて茹でるだけでできてしまいます
茹でるのは危ない年齢のお子さんもいるので、一緒にまるめるだけでも楽しいですし喜びますよ。

 

しかしお団子って飽きてしまいたくさん食べたいと思えないのが難点です。そこでお団子のアレンジレシピも載せていますので、子供と一緒にお団子作りをぜひ楽しんでみてくださいね。

 

そしてお団子を作る粉によっても食感などが違うため、好みの粉で作ってみるとまた違いますよ。

お月見団子の作り方

今回は上新粉というお米100%の粉を使いました。上新粉250gと水200gでお団子が約20個くらい作れます。

作り方は下記になります。

  1. 粉250gをボールにあけ、水がぬるま湯200ccを入れます。
  2. 粉がなくなるまでしっかり練ります
  3. 鍋にお湯を沸かして茹でます
  4. 浮いてきたらすくって冷まして出来上がり
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どの粉で作っても作り方は同じなのですが、粉の種類によって柔らかさなどが違います。その違いをみていきますね。

お月見団子の作る粉の種類

お月見団子を作るのに粉の種類がいくつかあります。それぞれ特徴がありますので選ぶ参考にしてください。まず種類ですが下記の3つがあります。

  • 上新粉
  • 白玉粉
  • もち粉

上新粉

上新粉はうるち米が原料。食感は硬めで歯ごたえがあり弾力もかなりあります。硬めのお団子が好きならこの上新粉がおすすめ。

白玉粉

白玉粉はもち米が原料なので、食感は柔らかくもちっとした感じ。お月見のお団子に一番適しています。

もち粉

もち粉ももち米が原料ですが、お団子というよりは大福を作るほうが適しています。一番キメが細かい粉です。

 

この3つは混ぜても使えます。また値段は白玉粉>もち粉>上新粉の順に白玉粉が高くなります。ただ白玉粉だけは100均のダイソーで売っていますよ。


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簡単!かわいい!子供も作れる団子のレシピ

お団子だけでも楽しめますが、中にお芋あんやかぼちゃあんを包んだり、きなこで食べる、あんこをつけ・包む、ぜんざいに入れる、アイスにいれるなどでも楽しめますよ。またねんど感覚でウサギを作るのも楽しいと思います。

中秋の名月 団子 レシピ

あんはさつまいもやかぼちゃをゆでて砂糖を好みの甘さでいれるだけです。他にも下記の様なアレンジレシピが楽しめます。他にも

中秋の名月 団子 レシピ

①きなことお砂糖にを合わせたものにからめてきなこもち

②市販のあんこと合わせてあんこもち

③みたらしあんもち:砂糖50g、かたくり粉大さじ1、しょうゆ大さじ3、みりん小さじ1、水120mlを鍋にいれて中火で熱して、こげないように混ぜながら沸騰してから1分ほど煮詰めてからめます。

④アイスや、フルーツ、あんこ。チョコなどいろいろトッピングしてあんみつ風に。


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お月見の楽しみ方

お月見は秋の収穫を月の神様に感謝する行事なのですが、同時に一番月のきれいな時期でもあるため、月を眺めて夜空を楽しむということが一番のお月見の楽しみ方になります。

 

またススキが神様のよりしろになるので、神様に降りて来てもらうため川原や花屋、スーパーなどでススキを探して飾ってみるのも楽しみの1つです。

そしてお供えものを飾ることも月の神様に守って貰うことになりますので、お団子やお芋類、お酒、旬の果物・野菜をお店でみつけたり、子供と作ったりするもの楽しみの1つになります。今の旬のものが解りますしね。楽しみ方をまとめると下記になります。

  • 月を眺めて自然を満喫
  • ススキを飾って神様に1年の無事をお願いする
  • お供えをして月からの力をもらう
  • 少しゆったりした気分になりストレス解消
  • 月のパワーをもらう

月のパワーは引き寄せたい未来を連れてくる力があります。そして月の波動が心や体の要らないものを落としてくれ浄化をしてくれますよ。

月の光をあびることで細胞が活性化し、身体の中の汚れや否定的な気持ちを排出させるともいわれています。月を見て光を浴び不要なものを取り去って貰い、いいものを引き寄せましょう。

お月見の由来や意味は?

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お月見は1年の内1番月がきれいな時期に秋の収穫を月の神様に感謝する行事です。今年の収穫のお礼に秋に穫れるもので月に見立てたお団子やお芋、果物などをお供えしていたんですね。

 

そして一緒に飾るすすきは月の神様のよりしろ(神様がそこに降りて来れるもの)としてお供えします。本当は稲穂を使うのですが、まだ稲ができていない時期なので似ているすすきで代用しています。すすきにも魔除けの力があるんですよ。

 

まとめるとお月見は秋の収穫を月の神様に感謝し、団子やお芋などをお供えしてすすきを飾ることで、その家に月の神様におりて来てもらい、1年間の幸せと無事を守ってもらうという意味があります。

 

 

昔は今のように水道があったわけではなく、作物を育てるために夏の日照りは大変だったと思います。それを乗り越えやっと育った作物や稲は本当に生きるために大切なものだったに違いありません。

 

その感謝と安堵の意味を込めて行われていたお月見。今は何でも手に入る時代で何かに感謝するということが少なくなりましたが、改めて子供には物が食べられる幸せや、物がこうして手に入るまでにどれだけの人が関わっているのか?など「ありがとう」の感謝の気持ちを一緒に教えられるといいですよね

 

毎日忙しくバタバタした日を過ごしている人がほとんどだと思いますが、ちょっと立ち止まってきれいな月をみながら、目の前にあることは当たり前のようで本当は当たり前ではないたくさんの「ありがとう」の気持ちからできているんだということを子供と一緒に感じてみて欲しいなと思います。

そしていつか子どもが大きくなったとき、ふと月をみてその気持ちを思い出してくれ、また子供に伝えてくれると嬉しいですね。
そう思うとお月見は人の心の大切な部分を見つめなおす行事ですよね。

まとめ

お月見をする家庭は少なくなりましたが、見えないものに感謝をし、いろいろなものに「ありがとう」という気持ちを育てる行事でもあります。また一緒にお団子を作った記憶は、子供にとっても思い出にもなると思いますよ。

 

子供との思い出作りは、どこかに出かけることだけではなく、こうやって家での何気ないこともりっぱな思い出の1つです。2017年の中秋の名月は10月4日の水曜日なので、なかなか時間が取れないかも知れませんが、たった1時間でも子供には大切な思い出になります。

一緒に月をみてお話するだけでも違いますので、いい時間を過ごしてみてくださいね。